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SONYの古いデジカメが出て来た。

SONY CYBER SHOT DSC-F505V

先日、自分でも持っていた事をすっかり忘れていた古いデジカメが出て来た。
SONY サイバーショット DSC-F505Vというカメラだ。
使った記憶がほとんどないため、キズもなく新品同様にキレイだ。
このデジカメ、ググったら発売は2000年6月、価格は何と125,000円(高い!)もする。今から23年も前のカメラにしては、かなりの高価格ではないだろうか。
当時はカメラに興味が無かった筈なのに、何でこんなに高いカメラを買ったのか自分でも不思議だ。
そのカッコ良さにでも惹かれたのだろうか。

デザインはソニーらしく、今見てもカッコいい

さて、スペックを確認して、またまた驚いた。画素数がたったの334万画素!しかないのだ。
自分が現在使用しているデジカメの中では、一番古いX-A2でさえも1,630万画素とおおよそ5倍もある。
でもレンズは、あの「カールツァイス・バリオゾナー」だ。7.1~35.5mm(35mm換算で38~190mm)の5倍ズームで、開放絞り値はF2.8~3.3。デジタルズームを用いれば、10倍相当になるようだ。
さらに、驚きというか困るのは「メモリーステイック」というソニー製品以外ではあまり見たことの無い、なおかつ現在ほぼ消滅してしまったであろうレアなメディアで記録する事だ。
このカメラ、動画も撮れるが(購入当時は全く認識していなかった)当時のメモリースティックは、最高容量でも128MBくらいだったと思うので、何分くらい録画出来たのだろうか。

当時は高価だったメモリーステイック。同梱品はたったの8MB

カメラの画素数が少ないからか、カメラから取り出した「メモリースティック」の容量は、現在のメディアよりも一桁少ない32MBしかなかった。それでも同梱品の4倍もあるから、当時でも8MBでは容量不足だと思ったのだろう。

LCDは二型と超小ぶりで、バックライトのON/OFFが出来る

またLCDサイズも二型と小さく画面の解像度も低く、とても見ずらい。
日中の屋外ではかなり見づらかったように記憶している。

本体とレンズは角度調整可能、レンズ交換は不可

本体上部にはシャッター・静止画/動画/再生の切替え・電源・ズームの各種スイッチとマイクしかない。価格は上級カメラ顔負けの高額機だが、操作部は汎用コンパクトカメラ並みのシンプルさだ。
しかし、レンズ横にAF/MF切替え・ホワイトバランス・マクロの各スイッチが並び、スポットメーターも付いている。フラッシュとオープン用スイッチもある。

レンズ横に並ぶ各種スイッチ/3.3メガピクセルと画素数を誇らし気にロゴ化している

本体に比べてレンズ部が大きく太く重く、なおかつ左端に付いているだけに構えた時のバランスが悪い。
しかし、そこはデザインのソニー。見た目は今でも通用するくらいカッコいい!(と思う)まさにサイバーショットというブランド名に恥じないサイバー感?が存分にあふれている。
当時はこの画総数でも高画質を誇っていたのか、レンズの基部には「3.3 MEGA PIXELS」とご丁寧にロゴまで入っている。
でも最近は、高画質・高機能だけど外観(デザイン)はクラシック風(あるいはオーソドックス)なデジカメが主流、という感じがするが・・・。

新品同様ではあるが二十年以上前のカメラのなので、バッテリーがかなり心細い。今後、何とか撮影して状況を記してみたいと思う。


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