X-A2を連れて「CO・MO・RE四谷」に行って来た。
「コモレ四谷」
最近、複合施設を巡るのが習慣になっている。今回は四谷にある「コモレ四谷」と溜池山王にある「赤坂インターシティAIR」に行って来た。
先日の「初台〜西新宿」に引き続き、X-A2をお供に連れて行った。今回のレンズはXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZを付けてみた。
先日の「初台〜西新宿」の際に付けていた、標準レンズに相当するXC35mmF2だと画枠に収まり切らないことがあったからだ。
まずは「コモレ四谷」から。
四谷駅を出ると周囲に高層ビルがないので、すぐに「コモレ四谷」が目に入る。
四谷は都内にありながら繁華街ではないせいか、複合施設らしいモノはなかった。「アトレ」というJRの駅ビルが出来るまでは、モールのようなモノもなかった。
その「コモレ四谷」だが、意外にもテナントは普通の飲食店やコンビニ、百均ショップといったある種、気取りのない日常使いのお店が中心だった。
地下にあるスーパーマーケットも「明治屋」や「紀伊国屋」ではなく、庶民派の「LIFE」だった。
特徴的なのは、一階の店舗が並ぶ「パサージュ」と称するモール街の通路だ。
意図的に屈曲させ、『路地裏』を意識したような設えが大変面白かった。
この「コモレ四谷」は高層(タワー)ビルのオフィス棟と中層の二つのレジデンス棟(住居棟)とで構成されている。そのうち一つのレジデンス棟は植栽が豊富に配され、階層が階段状になっている。
「コモレビの広場」と称するオープンスペースが隣接し、訪れた日が休日ということもあり家族連れが何組もくつろいでいた。
建物(棟)と建物(棟)の間は「パサージュ」と「ウォーク」と称する通路状のモール街になっていて、いずれも天井が設られ雨に濡れることはない。
二階もモールになっていて、形の異なる三つの建物を連結している為、ちょっとした迷路のようで、探索気分で歩くことが出来て退屈しなかった。
ここのレジデンス棟に住んでいれば、郵便局、ドコモショップ、コンビニ、百均ショップ、リーズナブルな飲食店、クリーニング店、ドラッグストア、スーパーマーケットや内科、小児科、眼科、歯科の各医院、さらに保育園まであり、雨に濡れることもなく敷地から一歩も出ることもなく、日常生活を完結出来そうだ。一つの小都市といったところか。
ちなみにレジデンス棟の2020年の竣工時の分譲価格は、6,000万円台からだったようだ。四谷駅の目の前でこの価格は安いかも・・・(買えないけど)。
XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
本格的に使用したのは今回が初めてだった。
このレンズは「フジフィルムモール」で購入した『リファービッシュ品』で、新品の半額とまではいかないが3/5くらいの値段で買えた。かなりの買い得だ。
リファービッシュ品は、展示品や初期不良品をメーカーで再調整・再検査したモノだが、入手したレンズは全くの新品同様で(外見的にも)何の問題もなかった。
「フジフィルムモール」のリファービッシュ品サイトは頻繁に閲覧しているが、商品が掲載されてもすぐに売り切れてしまう。欲しいモノがあった場合には、あれこれ悩まず、すぐに「ポチ」っとしよう。
このズームレンズは非常に軽量・コンパクトで、なおかつ(定価でも)安価だ。
ちょっと暗いが手ブレ補正も備わっており、当方のような素人の入門用には最適なズームレンズだろう。
ただ肝心のズームが電動なのだが、慣れていないせいか微妙な距離調整が上手く出来なかった。慣れれば解決するのだろうか。三倍程度のズームなので手動でも良かろうに・・・とは思う。
レンズとX-A2との相性は悪くないようで、合焦スピードそのものは気にならなかった。ただ撮影対象が壁面のように同一色で立体感が乏しかったりすると、焦点が合わないことがたびたびあった。これはレンズというよりもカメラ本体の問題なのだろうか。
しかし、カメラとレンズを合計しても500g程度(軽い!)なので、一日中撮影していても全く苦にならないのは大変に有り難い。