どんなときに「お申し込み」が発生しやすいか?
先日のこちら、ご覧いただけましたでしょうか?
いろいろな切り口からツッコミどころ満載なのですが、もし似たような状況の方がいらっしゃるなら、いますぐできる、いちばんシンプルな取り組みポイントはメニュー作りではないでしょうか?
どんなときに「お申し込み」が発生しやすいか?
占い師として活動を始めたけど、「なーんかうまくいかない」と思っているあなたへ。
どんなときに「お申し込み」が発生しやすいか?もし、自分がお客様の立場ならどんなときに、どんな人に申し込みますか?
ちょっと整理して考えてみましょう。
例題は、先日の記事に私がテキトーに書いた架空のお知らせ文です。
はじめまして。占い師の☆☆です。
◯◯術で鑑定します。□□占いもできます。
みなさまのお悩みよろず相談、なんでもお待ちしております
30分X千円
ネットの大海原でこの書き込みに出会ったとします。ぽろっとこれだけ。あなたはこのお知らせをきっかけに、自分の大きな悩みや人生の大問題を相談しますか?(わたしはしないなー)
だって、この文から、私のココロや状況にひっかかるものがなにもないから。たとえ「◯◯術」や「□□占い」が、この世でこの人しかできないオリジナル占術だったとしても、わたしは「別に…」かなー。
どんなときに「課金」が発生しやすいか?
あ!そうはいっても、ものすごーく共感した!役にたった!目からウロコ!おもしろい!記事のあとに、このお知らせとお申し込みボタンがあったら、わたしやお客様が、その先までクリックしてみる可能性は増えるでしょう。
しかーし、第二関門。そこで「受付可能な日時不明」とか「会員登録が必要です」とか「メールアプリが起動(今は減ってると思うけど)」とか「冒頭からいきなり長文の禁止事項とご注意事項が満載!」とかだと、うーん、めんどくさ…となって、申し込みの意欲がそのまま消滅するケースも多いでしょう。
「関心を抱く」→「値段や内容、日時などの条件を確認する」→「実際に問い合わせる・申し込む」「お金を払う」という段階をひとつひとつクリアしていくのは、結構なエネルギーが必要です。
自分がお客になるときはやっぱりそう思いませんか?だからこそ、そのハードルを乗り越えてきてくださるお客様の存在は本当にありがたいわけです。
無料と有料では、お客様が違う
とはいえ、たとえ同じお客様であっても、無料の占いを受ける姿勢と、有料の占いを受ける姿勢は違うでしょう。(ご自分でもそうでしょう?)
100円だって500円だってお金を払ったからにはその分ちゃんともとを取ろう!と考えるのがふつうのひとです。占い結果に向き合う気持ちが、無料のときとは変わります。
もしあなたが占いを無料で提供しているなら、無料メニュー愛好家が殺到するかもしれません。無料メニューは、例えて言うなら、要するにデパートの試食コーナーのようなもの。通りがかりの人たちは、たまに「お客様候補」がいるかもしれない、程度の感覚でしょうか。
無料ではたくさん人が集まっていても、有料メニューになると、たとえ少額でもお申し込み率はガクッと減ります。いいんです。それでいいんですよ。
あなたの時間もエネルギーも有限です。ご自分がひとつひとつ対応するスタイルなら、無料のときよりお申し込み数が減らないと困ります。だって無限に受け付けることはできないんだから。
適切な問いを立てるのは一般人には難しい
ふらっと飛び込みで占ってもらうなら、人生の大問題!のようなシリアスなテーマではなく、「なんとなく最近ぱっとしないから」とか「明日までにこれをどうするか決めなくちゃ」とか「彼から連絡が来ない」とか、そういう話ではなかろうか?
占いのお店だと、飛び込みで「とりあえず来てみたけど、何を聞いたらいいかなー」と座ってから考えるような人も結構いらっしゃいますよね。
もちろん「黙って座ればピタリと当たる」タイプの先生もいらっしゃいますが、わたしはそういう技能はないので、味も素っ気もなく「きょうはなにを拝見しましょうか?」とお尋ねします。
「シェフのお任せメニュー」的な設定は便利
こんなときに便利なのが「先にテーマを決めておくタイプのメニュー」です。
特に占いイベントのようなときは「別に困ってることはないけど、試しに受けてみたい」「この先生と喋ってみたい」という需要がたくさんあります。
「シェフのお任せランチ」
「春野菜の◯◯セット」
「まぐろ三昧」
「1日限定不思議メニュー」
いまテキトーに考えただけですけど、ふらっと入ったお店で、メニューからパッと目に入って惹かれるものを指差して「これでお願いします!」とかいうことありませんか?
みなさまのお悩みよろず相談、なんでもお待ちしております
ここからもうワンランクアップするためには、もうちょっとご自分の特技や個性を活かせるような、オリジナリティがある打ち出し方とか、時流を捉えた旬のメニューとか、考えてみたらいかがでしょうねー?というのが、私からの提案でございます。
この「メニュー作り」で最初に苦戦する人は結構多いかもしれません。ソロでやっていると特に、客観的なダメ出しや建設的な意見を出してもらえる機会が少ないので、なおさらです。
というわけで「初めてのメニュー作り」や「デビューの心構え」「何を準備すればいいか」そんなお話も盛りだくさんの5月「ソロ活占い師講座」、ぜひご参加ください!
つづきます。こちらへどうぞ!
選りすぐりのGW・5月限定メニューのご紹介たくさんです。