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タイ国王に間接的に謁見する話。 前編

バンコクでは、タイ国王に遭遇することがある。


といっても、国王がその辺を歩いているわけではなく、国王の車が通り過ぎる場面に遭遇する。という話である。


国王がお出掛けするとき、

国民は立ち止まり、

リスペクトを捧げる。

とされる。


もちろん車も止まる。


バンコクにいて、

どこからともなくお巡りさんが現れ、

交通整理をはじめるならば、


国王フラグの可能性が高い。


俺は外国人だけど、

タイで生活させてくれてマジでありがとうございます!という気持ちが一応ある。


現地に対するリスペクトを持っていることは大切だと思う。


というより、

自分の生活が、明らかにこの国によって成り立っているので、ならばその事実をきちんと認識していよう。と考えている。

外国人がそう思いたくなるような何かが、この国にあるような気もする。


何かがあったときも、おそらく現地の人=タイの人を頼ることになる。


だから、国のトップである国王に(間接的に)謁見できるのは、嬉しいといえばまあ嬉しいし、どちらかというと光栄である。


バンコク以外の場所ではタイ人とて、(間接的に)謁見できる機会は滅多にないのだろうし。

<後編につづく>

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