アニメの劇伴のライブ

昨日は牛尾憲輔さんのワンマンライブ@LIQUIDROOMに行ってきた。
牛尾さんが劇伴を担当していたピンポンという卓球アニメがthe best anime I've ever seenなのと、サマソニでやったヒーロー見参が最高だったと聞いたので…
ピンポンがいかに素晴らしいアニメ(漫画、映画?)かは書き始めると長くなるのでまた別の機会に。
あと音楽の知識は全くないので、感想は基本的に、「これよかった」、「この曲とあの曲が似てる」、とかいう素人丸出しの感想にしかならないです。

全体の感想としては、①ヒーロー見参最高だった、②アニメの劇伴に耳を傾けてみようと思った。


1.ヒーロー見参最高

そもそも「サマソニのヒーロー見参最高だった」という感想を観ていきたくなったのがきっかけだったので、聴けて本当に良かった。

アニメの中でこの曲は、スマイルというキャラクターの幼馴染であると同時に、卓球を始めるきっかけ・あこがれ(=ヒーロー)であるペコが、比喩的にだけど助けにきたときに流れる。
アニメを観ていくうちに、「こういうヒーローもいいよな」って思えてくるし、視聴者にとってもペコはヒーローになってる(はず)。

そんな曲をライブで流されたら、上がるしかないよね。一番声出た。
会場も一番湧いていた(気がする)ので、牛尾憲輔さんが好きな人はピンポン好きが多いんだなー、と感じて勝手にうれしくなっていた。

ヒーロー見参以外にも特に印象に残ってるのは
1. sweet dreams
2. 水金地火木土天アーメン

1.は普段から好きなんだけれど、ライブで低音ズンズンされながら聴くのも迫真さがあってとてもよかった。
ピンポンのコンウェンガが負けた後のシーンで流れる曲が似ているよなーと思いながら普段聞いている。こういう心あったまるけど苦しい牛尾さんの曲が好きかもしれない。

なんでそう感じるのか、メロディーなのか、音の組み合わせなのか、分からないけど。基本的には同じメロディーの繰り返しなはずなのに、音の数が増えたり、リバーブがかかったり、どんどん感情が増幅されていく感じがする。

2.はライブで初めて聴いた、きみの色を観なくては…。聴いた瞬間好きになったけど、相対性理論が好きな人はみんな好きなのではないか(偏見)。
ギターの音が単体で動いている感じ、あとは歌詞の力の抜けた感じ、めちゃくちゃ好き。

ただ、ちょっと浮世離れした感じの曲だったので、(勝手に現実路線な話だと思っている)きみの色の世界観とどうマッチするのか、気になっている。早く観るのが楽しみ。

どこで観られるの…

2.アニメの劇伴をちゃんと聴くようにします

ライブに行く前、アニメの劇伴のライブってどうやって盛り上がるのかな、と少し思っていた。サマソニの話は聞いていたから、盛り上がるんだろうな、とはぼんやり思っていたんだけど。

例えばゲームの劇伴はなぜか頭に結構残っているし、コンサート形式のものとかこれまであったしなんとなくイメージはつく。
そういう意味で、あまりこれまで自分はアニメの劇伴、というものに耳を傾けていなかったのかなと。

なんで自分はアニメよりゲームの劇伴のほうが印象に残っているのだろう、とふと考えてみたけれど、
・アニメはストーリーがメインである以上、ストーリーよりは目立たないほうが良い?
・ゲームはストーリーがない部分もあるし、進めていくうちにゲームシステムにも慣れてくる、そうすると音楽も均等に楽しめるようになる?
からかなと勝手に思った。

あとは、これも上の話に関連してるかもしれないけれど、アニメの劇伴をその曲単体で説明するのってなかなか難しいなと思った。
それはやっぱり、劇伴はストーリーと曲が結びついていて初めて形になる、セットじゃないと説明できないからなのかなと。そんなとき、一からストーリーを説明するわけにもいかないし、なかなか難しいよなあ。

でも牛尾さんの劇伴はすごい話しやすい、気がする。

これからはほかのアニメ見るときも劇伴をよく聴くようにします!!


おわり


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