変な人だって変な植物だって生きている
こんにちは、極楽だぬきです。
天気が良かったので植物園に行ってきました。
世の中にはね、いろんな人がいるでしょう。
それと同じで、いろんな植物もいるってもんですよ。
今から紹介する変な植物もみんな必死こいて生きているんです。
他と違うなら違うで良いんですよ。
ナンバーワンにならなくてもいいんですよ。
誰もが特別なオンリーワンですよ。
これを読んでくださっているみなさまも、胸を張って光合成していきましょう!
おててに優しい葉っぱ
こちら『セネシオ エンジェルウィングス』です。
エンジェルウィングというだけあって大きい葉っぱですし、ふわふわな触り心地でしたよ。
ふわふわというかふぁふぁという感じだったかもしれません。どうでもいいって?
寒さにも暑さにも強い屈強たる植物みたいです。
ちなみに私は寒さにも暑さにも弱いです。
お嬢様葉っぱ
こちら『アルブカスピラリス・フリズルシズル』です。
魔法みたいな名前ですね。
魔法使いも詠唱で3回は噛みそうです。
葉っぱがお嬢様の巻き毛のようにカールしてますが、この部分は「ケープバルブ」と呼ばれる小型球根植物の特徴らしいです。
ここまでくるくるしてるとストレートアイロンを使っても真っ直ぐにならなさそうですね。
めちゃクソ痛い葉っぱ
こちら『トゲオニソテツ』です。
意気揚々と触ってみたら思ったよりも葉が硬く、それでいてチックチクだったので悲鳴をあげてしまいました。
植物を触って「うワ゛ー!」とかいう声が出たのは初めてです。
ちょっと触れただけで殺傷能力の高いサボテンに刺さったぐらいの刺激があったので、顔面から突っ込んだら多分死ぬと思います。
ネコのしっぽサボテン
こちら「ヒルデウィンテラ・カラデモノニス」です。
どうして植物の名前ってのはこんなややこしいものが多いのでしょうね。
暗記テストでもさせられたら2割も取れないと思います。
このサボテンはネコのしっぽみたいな触り心地で、サボテンのくせに人間の肌に優しかったです。
ただ上部のあたりはちょっとチクチクしていたので、裏切られた気分でした。
見た目もなんかだら〜んとしていてやる気が感じられませんし、確かにうちのネコみたいです。
でもうちのネコのしっぽはもうちょっとフサフサしていますよ。
銀紅蓮 姫朧月
こちら『薄氷(はくひょう)』です。
『銀紅蓮』とか『姫朧月』ってのは別名です。
並べて書いたら必殺技みたいになりましたね。
そんな攻撃的(?)な別名とは裏腹に、ひなたぼっこ大好きな可愛らしいお花です。
写真のものよりも赤っぽいものから黄色いものまで、いろいろ色があるようですね。
いろいろいろが、あるようですね。
虫ムシャムシャ草
こちらご存知の方も多いでしょう、『ハエトリグサ』です。
食虫植物なので、葉っぱの内側にモゾモゾ入ってきた虫ケラを押し潰して食べてしまうデンジャラスな草です。
では不肖ながらこの私めが指を差し出しても食べてくださるのか、と実験をしてみますと、一噛みもされませんでした。
どうやら私は虫認定されなかったようですね。
欺きの花
こちら「ブーゲンビレア」です。
「ブーゲンビリア」とも呼ばれることがありますがどっちでもOKです。
この花が何を欺いているんだと申しますと、我々をです。
我々を欺いています。この花。勇敢にも。
みなさま、上の写真の花の色はピンクだと思っていませんでしょうか。
そう思った方はハハハ、見事に引っかかってますよ。
なんたってこの花の色は白ですので。
ピンクの花に見えるのは実は葉っぱ。
ホントの花はその中の白い部分です。
ビックリですね。
私も説明書きを見た時に「ハァ!?」とか言ってしまいました。はしたない。
インパクト大 珍奇花
最後に紹介いたしますは「アリストロキア・ギガンテア」。
見た目がまず不気味インパクト満載なもんですから、「珍奇植物(ビザールプランツ)」とも呼ばれているみたいですよ。
デローンと垂れ下がっているベロみたいな部分は花ではなく、萼(がく)なんですよね。
ブーゲンビレアと同じような騙し方をしてきましたね。
花自体に独特な香りがあり、それで虫を寄せて受粉してもらう...という仕組みのようです。
おまけ
さて、変な植物紹介はここまでなのですが、植物園の帰り際にチラリと見えたこの植物(?)。
コーヒー豆じゃないですよ。
横から見たらどら焼きみたいにも見えますが、違います。
この植物(?)はブラジルで見られるのですが、現地で「パラパラ」と呼ばれている以外は全くの謎のもののようです。
まさか触れてはいけない特級呪物じゃないでしょうね。
もしそうだった場合私の命は長くなさそうなので、これが生前最後の記事になるかもしれません。
以降は地獄から投稿していきたいと思います。
それではご閲覧ありがとうございました!🌺🌱
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?