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肩書きがぼやけた先にクロスオーバーが見えてくる

_気づかぬうちに始まっていたクロスオーバー戦略

こんにちは!おでんの旦那こと土田佳司です。今日はクロスオーバー戦略とは何をしているかよく分からない人。という仮説のもとに書いていきます。

そもそも、おでんの旦那こと土田佳司って何?って思いますよね。自分で言っていても何?って思います。自己紹介してるのに伝えるつもりあるんかなって。

えー、変な人に関わっちゃったなって。僕だったらそんな風に思います。

クロスオーバーって境界を超えて混じり合うことらしいんです。そう考えると、「何屋さんなの?」って聞かれて上手く説明できなかった時から、僕のクロスオーバー戦略は始まっていたのかもしれません。←カッコよく言ってる。

_自動車整備士から始まった肩書き

僕の仕事の原点は自動車整備士。特に車が好きでもない自動車整備士です。

でも今は車屋、レンタカー、公園を育てる事業、おでん屋、そして来年は宿も始める予定です。あ、カフェは妻が経営しています。僕は無給で使われるバイトです。

こんな風に色々手を出しているのを、かっこよく言うと「クロスオーバー戦略」なんだそうです。いや、ちゃんとクロスオーバーしていないとただの「取り留めのない働き方」になってしまう。

でも実は僕、これが戦略だなんて考えた事がありません。ただ、やりたいことをやってたらいつの間にか境界線がぼやけていっただけ。しかも、どれも中途半端ですw

最初は正直、これらの事業がバラバラすぎて「大丈夫かな?」と思ってました。でも、やってるうちに最近になって少しづつ繋がり始めました。

例えば、カフェ。カフェの2階住居部分が空くことになり、宿の計画が出た理由は公園の事業をきっかけにまちへ訪れてくれた人が泊まる場所が無かったから。

宿に滞在してもらっても交通の便の悪い田舎でどのように楽しんでもらうかを考えた先に、車屋の事業で大勢が乗れるレンタカーを増車する考えにいたりました。

宿に泊まるお客さんを山の上のレストランに送迎するプランとか、面白い提案ができるんじゃないかなと夢が膨らんで楽しい限りです。


すぐ近くでも場所を変えて呑みたくなるのが酒飲みの習性です

そして、おでん屋。カフェの隣の公園で営業してるんですが、お客さんが「1軒目はおでん、2軒目はカフェ」って流れができつつあるんです。金曜土曜の夜はカフェがダイニングになるので、ちょっとした「はしご酒コース」みたいになってきました。

_楽しい事は勝手に工夫したくなる

もちろん、全部を同時進行するのは大変です。でも、やりたい事をやる為なら人間は努力出来る生き物です。「効率化しないとおでん屋をする時間が無い!」と思って、新しい道具やAIに課金して積極的に使う事で自分の時間を作るように工夫しました。

公園の事業はその都度に企画を宣伝して営業しまくらないと赤字になって続けられないのでSNSの動画で発信をしていたら楽しくなってしまい、カフェやおでん屋でも動画での宣伝を取り入れています。

_どんどん体が透けて透明になっていく

こんな風に色々やってると、何屋という概念は崩れていきます。

しまいには、カフェのお客さんには僕が働いていないと思っている人もいるようです。ヒモのようなイメージでしょうか。

けれど、おでん屋のキッチンカー。これ、実は仲間と一緒に作ったんです。キッチン部分はほとんど仲間が作りましたがw
車屋とカフェも意外とクロスオーバー出来るのです。


暖簾はネットで注文しましたw

_何屋か分からないからなんでも出来る

来年は宿を始める予定です。正直、まだ全然進んでいないので全てが不透明です。でも、今までやってきたことがまた一つと繋がる気がします

肩書きは無いけど、丸岡城の麓で面白い事をやっている人と世間に認識してもらい、無職の汚名を晴らしたいです。


_点から線、線から面へ

こうして振り返ってみると、バラバラだと思っていた事業が少しずつ繋がっていってるんだなって。点だったものが線になって、そのうち面になるのかな。ならないかなw

でも、正直言うとまだまだ試行錯誤の毎日です。公園で勝手に試行錯誤してる奴なんて、やっぱり怪しくて変な人なのでしょう。

クロスオーバー戦略って、僕の場合はただの後出しジャンケンです。実は戦略だったんだよと都合の良いことを言える便利な言葉です。
こんな結論しか出ないとは、木下さんのビジネススクールでもっと勉強せねばw

けれど、継続する事で思わぬ繋がりが連鎖して、また新たなやりたい事が生まれてくるのかなとも思います。

そうしてさらに何をしているのか分からない人になっていく。この連鎖がクロスオーバー戦略でしょうか。先生。

おしまい

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