珍來 〜第8回 どテ珍・福来勉強会〜
オープニングトーク どテ珍・福来
真田小僧 どテ珍
無精床 福来
仲入り
マキシム・ド・呑兵衛 晴夢 ※三遊亭白鳥 作
修学旅行の夜(仮) どテ珍 ※東中亭どテ珍 作
仲入り
人情八百屋 どテ珍
替り目 福来
本日は第8回珍來にご来場いただきありがとうございました。珍來は、同じアマチュア落語仲間の東中亭どテ珍さんとの二人勉強会。どテ珍さんの「珍」、福来の「来」で「珍來」ですね。年3回のペースで開催してまして、今年はコロナ禍で1回中止になりましたが、ちょうど丸3年になります。
この回は交互でトリを取る、トリを取ってない方が3席、そしてマドンナと称して毎回女性ゲストをお呼びする、と言ったルールを設けてますが、今回のマドンナはどテ珍さんの紹介で千葉大学落研OBの子敷屋 晴夢(こじきや はれむ)さん。2年ぶりの高座とは思えないノリノリのテンションで、三遊亭白鳥師匠の新作「マキシム・ド・呑兵衛」を演っていただきました。てか普通にめちゃくちゃ上手いわ。強烈な個性のおばあちゃんが楽しかったです。
どテ珍さんの一席目は「真田小僧」志ら乃師匠の落語教室で教わった噺ですが、落ち着いて聴きやすく、ちょっとバレな所もどテ珍さんの性質で下品にならず楽しかったです。二席目の「修学旅行の夜(仮)」は久しぶりの新作落語ネタ下ろし。ネタバレしたくないので具体的な所は避けますが、奇妙な噺。まだ色々と磨く所はありそうですが、オンリーワンの世界観なのでまた聴きたいです。三席目はうって変わって古典落語のネタ下ろし「人情八百屋」をじっくり聴かせてました。今回、開催日を急遽決めたので一ヶ月くらいしか準備期間がなかったのですが、その短期間にネタ下ろしを二席こなすと言う…恐るべき才能に舌を巻くばかりです。
で、私の一席目は「無精床」前回の珍來で撮影した動画を社会人落語日本一決定戦の事前審査に送ったところ、通過しましたので大会に向けた再演でした。さすがに前回よりは口慣れてきたけど、爪痕を残すにはもっとパンチラインを増やさないとと痛感。トリは「替り目」を最後まで。実は酔っ払いのネタは聴くのが好きな割に、演るのはずーっと苦手意識があったのですが、思ったよりお客さんが乗って下さって笑って頂けたので一安心。でも、いわゆる「元帳見られた」以降はやっぱり失速したなあ。せっかく通しでかけるんだから、ここも盛り上げるよう工夫できてないとダメやね。励みます。
次回は来年3月の予定です。詳細が決まりましたらここでも告知します。何卒よろしくお願いします。