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労働者たち&落語粒選(落語鑑賞覚書)
労働者たち 〜 和泉・寸志 勤労噺二人会 〜
下北沢 小劇場楽園
コンビニ参観 和
死神 寸志
中入り
胴斬り 寸志
女の鞄 和泉
トークコーナー 和泉・寸志
(敬称略)
会社員経験のある二人の落語会。これはもう完全にチラシ画像に釣られて伺いました(笑)胴切りはよく首提灯のマクラで小咄として出てきますが(まぁ、首提灯自体めったに聴かないけど)、一席の落語として聴くのは二度目、一度目は上方落語でした。あたま山にも通ずる荒唐無稽な設定なのに、丁寧に進められてるから凄く聴きやすいんですよねぇ、寸志さん。和泉師匠の女の鞄、聴けば誰もがあるあるなのに、何故か注目されてなかった所に目を向ける着眼点が凄いです。最後にポスター通りのコスプレ?に着替えたお二人のトークコーナーも最高でした。(客席からの質問に図々しくも参加させていただきました。やったぜ 笑)次回は寸志さんも新作されるそうなので楽しみです。
で、それで帰るつもりだったのですが、同じ場所・同じ主催者で18時から開催される会がまだ空席けっこう残ってると聴き、偶には?しっかりしない俺でいようと居残りする事に。ちょうど下北沢ではカレーフェスやってたので参加店の中から比較的すぐに入れた虹色CURRY食堂さんの温玉チーズ石焼キーマカレーを。熱々で美味かったです。
落語粒選 第一回 入船亭小辰
下北沢 小劇場楽園
高砂や 小辰
不動坊火焔 小辰
中入り
鰍沢 小辰
(敬称略)
来年9月に真打昇進が決まった小辰さんの、こっちはもうキッチリドップリとした古典落語の世界。今更、僕が言わなくてもちょっとした落語ファンは皆んな知ってる事ですが、この人ホントに上手い。仕草も大きくて分かりやすいし、くすぐりも巧みだし(まさか高砂やと不動坊火焔が繋がるとは思わなかった 笑)、師匠譲りの女性の妖艶さもあって頭ひとつ抜けてるナァ。