第77回公演 宝井講談修羅場塾
昨日は、宝井講談修羅場塾にご来場いただき誠にありがとうございます。日曜夜という、どこか気忙しい雰囲気ではございましたが、かくも賑々しく開催する事ができました。
私は初心者コースの六番手で「越の海勇蔵」を演らせていただきました。こちらは最初に出演した発表会の時に宝井琴星先生(私が教わってる琴鶴先生の師匠)が、相撲の話が合うんじゃないか、と仰ったのを人伝にお聞きし、講談初心者で知ってる話も少ない私が藁をも掴むつもりでチャレンジしてみました。
やってみると、実に笑いどころの多い(とはいえ、落語とは笑わせ方の異なる)話に夢中になり、大変楽しく稽古ができました。
本番の出来は…色々とトチリ(特に張り扇が気持ちよく鳴る確率が低すぎる)はあったものの、概ね稽古通りに楽しくできました。急遽、本番用に拵えたマクラ(割と直前まで何も浮かばないタイプ)も笑っていただけてほっとしました。これなら、普段落語に親しんでいるお客様や共演者様にも喜んでいただけそうな気がします。
次は半年後の12月、どうぞよろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?