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チャノマ3/3(落語鑑賞覚書)
新宿 無何有
オープニングトーク 歌彦 与いち 白浪 小駒
転失気 白浪
締め込み 歌彦
仲入り
長屋の花見 小駒
幇間腹 与いち
(敬称略)
無何有で毎週木曜に開催されている二つ目さん四人の勉強会「チャノマ」に初めて伺ってきました。無何有・二つ目・四人・勉強会といえば、数年前から伺ってる「同期の秘め事」と類似点は多いけど、なんだろう、こっち若者感あるなあ…そりゃ、二つ目さんと括ってもだいたい10年ですから、小学校1年生と6年生を「小学生」で括るようなもんか。始さん、志ん松さん、花ごめさん、朝之助さんはお兄さんお姉さんなのだなあ。いや、そうは言ってもどっちもキラキラしてるワコウドなんだけどね。くすんだ自分と比べたら。ははは(乾いた笑い)
白浪くんはコロナ自粛中の男らしい?(笑)マクラから転失気。多くの方が和尚さんと珍念さんに焦点を当ててる気がしますが、白浪さんはお医者さんのリアクションが妙に印象的でした。歌彦くんは二つ目になってから初めて拝見したかな。歌奴師匠譲りの明るくハッキリと、丁寧な口調が聞きやすかったです。泥棒が可愛らしい。小駒くんの長屋の花見は久しぶり。いい意味でやけっぱちに明るく暮らす貧乏長屋の住人が楽しい。与いちくんは表情、声、仕草を盛りに盛ってて器用だなあ。一之輔師匠もそうですが、彼も目力が強いねえ。
木戸銭千円なのですが、応援の意味も込めて六回で五千円の回数券を買いました。また伺いたいと思います。