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神田春陽の会 2022 秋
お江戸日本橋亭
三方ヶ原軍記〜五色備え ようかん
赤穂義士銘々伝〜大高源吾 春陽
仲入り
あちたりこちたり 小満ん
長唄 杵屋浅吉
赤穂義士本伝〜二度目の清書 春陽
(敬称略)
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凄いの聴いた…これぞザ・忠臣蔵って感じでした。講談の赤穂義士伝って、一つの事件に対して色んな視点、色んな登場人物にフューチャーされるから、ジグソーパズルのピースを当てはめるみたいな心地良さがあるんですけど、きっとこの2つはど真ん中のピースじゃなかろうか。特に二度目の清書のラストで寺坂吉右衛門が語る仇討ちシーンの、立板に水なのにすんなり情報が入ってくる心地よさ。これが…これがオリジン…!小満ん師匠が言ってた洒落じゃないけど、ほーんと、これを聴いたら本当に今年が終わってしまう…あと二ヶ月あるのに…って気分です(笑)
小満ん師匠のあちたりこちたりから見える、東東京の下町風景が素敵。作り込んだ、いわゆる落語の江戸っ子っぽくない、とてもリアリティのある東京下町のオッサン感も素敵。
日曜夜だってのに超満員なのも納得の満足感で、恍惚としたまま帰宅します。