さよなら!げいぶん寄席
昨日はさよなら!げいぶん寄席最終回スペシャルにお越しいただき誠にありがとうございました。こちら、会場の常陽藝文センター7階ホールが老朽化の為、一般貸出を終了するとの事。終了日が9/30までなので本当にラストギリギリに開催できた事、調整いただいたちゃん平さんや会場スタッフの皆様には感謝の言葉もありません。
主催のちゃん平さんを始め、出演者の皆様が何年もかけて作り上げていただいた会です。過去の番組表を見ると、それこそ社会人落語の腕っこきが綺羅星の如く並んでいる中、ラスト2回だけちゃっかり私が顔づけされる事に心苦しくはあるのです。一方、こちらの会、特に会場の素晴らしさは私の社会人落語歴の中でもトップレベルな豪華さ(俗な言い方をすれば「プロ仕様」と言うやつ)で、貴重な経験となりました。
前説 ちゃん平
権助魚 ちゃ鈴
ざる屋 とげ蔵
出来心 若大笑
親子酒 桃姫
粗忽の釘 福来
仲入り(写真撮影)
歌謡ショー ふたりブギウギ66’
湯屋番 牛志楼
坂の下のさんま(自作) ちゃん平
ちゃ鈴さん、ほんのちょっと前に観た時と比べて格段にキャラクターがしっかりしてて驚き。とげ蔵さんは爆笑必至のマクラからとんとんと軽快なリズム。若大笑さんは楽屋モニタからの拝見でしたが、人柄にあった丁寧な口調で客席を魅了されてました。桃姫さんの親子酒は完全に十八番と言える磨き上げた見事な出来。ふたりブギウギ66’(今回はちゃん太さん、まん太さんの二人体制)の昭和歌謡の数々が拍手と大合唱を巻き起こし、牛志楼さんは早々に「待ってました!」の掛け声が来る人気ぶり。色っぽいお妾さんの怪演(笑)にしっかりと大爆笑をさらってました。トリのちゃん平さんは先日、目黒区民まつり新作落語コンテストで優勝された作品(ファンの方からのリクエストがあったそうです)を熱演。以前聴いた時より本当にあちこちブラッシュアップされてて圧巻の高座でした。
で、私ですが…粗忽の釘、難しかった〜。かろうじて笑ってはいただきましたが、噛むしトチるし完全に実力不足ですね。ほんと、アンケートは正直です…。この恥ずかしさを次の高座に活かしたいと思います。