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スリランカ 滞在4日目|初外出
ルーティン化の朝
昨晩も21:30には寝て4:00に一度目が覚めてから5:00〜6:30まで二度寝する。
すっかりルーティン化した朝の段取りを手慣れた感じでこなしていく。もうトリートメント中の裸もそんなに気にならない。
日に日に柔らかくなっていく肌と共に、心も柔らかくなってるのだろう。元来の適当さと相まり時折英語で聞かれることにも適当に相づちしておく。奇跡的に意味が通じて話が弾めばよいが、話が通じない気まずさが面倒くさいので、どうしてもこちらから興味あることと、向こうの用事や確認事項意外は話さないスタイルに定着した。
4日目のトリートメントのあとは、全身のハーブスチームではなく、顔だけをスチームが焚かれている穴に覗きこむフェイシャルスチームだった。私がいつも自宅でも行っている蒸気芳香浴と同じで、顔の肌が温まりモチモチになるのと鼻通りがよくなる。
ハーブ湿布後、フェイシャルスチームの後はハーバルバスに入れるようだ。
スリランカ のシャワーはあまり勢いが強くないため、オイルマッサージのオイルの残ってる感じが何となく和らぐ気がするのと、湯船に浸かれない生活では、このハーバルバスは割とありがたい。
ベルワラ市内へ
スリランカ に来るにあたり、バーベリンリーフ滞在も夢見ていたが、絶対行きたかった場所の一つがホテルから車で15分ほどの場所にある。
後半はデトックスメニューが加わるために、身動きの取りやすいうちにと2日目にフロントで個人的にドライバーを手配しておいた。
本当は3日目の11日という約束だったが、何の手違いか12日の今日になったので首を長くして待っていた。
※この謎の日や時間の齟齬について、英語ペラペラな人との間でも起こっていたようで、「ここってそうゆうことよくある」と他の方も言っていたので、どうやら私の言語能力のせいだけではないらしい。
ドライバーのナリンさんと2人で目的地に向けて出発。ホテルの外に出るのめ初めてなため見るもの全てが珍しくらんらんになる。
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車を止めて手折ってくれたナリンさん。
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やっぱりフレッシュ感ある香り
憧れの地に立つ
どうしても行きたかった場所は、有名な建築家ジェフリー・バワの別荘。バワの未完の理想郷とも言われているルヌガンガ。
バワの代表作の中でも絶対行きたかった場所である。14:30に現地に行くと、15:00から敷地案内ツアーが始まるといのでしばらく車で待機して、時間近くになった頃に駐車場のゲートから歩いて教えてもらったカフェエリアへ行ってみる。
後で知ったが、毎日14:00〜と15:00〜の2回ツアーを開催しているらしく、私が到着したのはその合間だったようだ。そのことについて、そういえばナリンさんが一生懸命英語で説明してくれていた。道中色々と話してくれるのだが、半分くらいしか分からないので、後から会話を思い返してみて彼が言っていたことを理解するという具合である。
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日本円で約2,400円くらい。
クレジットも可。
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この日は私の方に4名の海外の方と
スリランカ 人2名が参加していた。
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すぐ人を呼べるようにと
敷地内の色んな場所に鐘がある。
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飾ってあるオブジェ。
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プライベートエリアにつき中に入れず。
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同じくプライベートエリアのため入れず。
いつか泊まりたい。
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感覚の違い?
スリランカ という国に強く興味を持つこととなったきっかけの建物を生で体感することが出来た喜びは表現のしようもない。
明確な計画を立てて、手段と期日さえ決めてしまえば何だって実現する気がする。そんなことを噛み締めながら相変わらずほぼ分からないガイドの説明を聞きながらの敷地ツアーは40分くらいだったと思う。
建物自体は半分も見れず、後半はほぼ敷地散策となるが、随所にバワの遊び心や美的センスが垣間見れて楽しかった。ただ途中から割と結構なレベルで雨が降ってきたのだが、誰1人として慌てるどころか反応する素振りも見せない。
雨を避けて木陰を選んで移動しているのは日本人の私だけ。私にしか雨降ってるのが見えていないんじゃないかと思うほど。
こんな時、日本なら「わー、雨っー‼︎」とすぐさま雨宿り出来る場所へ避難したり、そもそも雨が降りそうならツアー客用の傘を用意したりしているだろう。
ちなみにツアー後はカフェで軽食やお茶を楽しむことも出来るらしいが、ツアーとは別料金。ルヌガンガを実際に見学出来ただけで満足な上に、ホテルに帰ったらティーが飲み放題なため一目散に帰路につく。
ルヌガンガへの行き帰りに、ナリンさんおススメのファマシーやティーショップやジュエリー店について教えてくれるが、とりあえず今日の目的は完了したため真っ直ぐ帰ってくれとお願いする。
ホテルの契約ドライバーだから定かではないが、彼らは時間契約なので延長料金か、お店へ客を案内したマージンがお小遣いになるのだろうなと、ふと20数年前に行ったバリ旅行を思い出す。ホテルに帰って今日のドライバー手配料を精算する。
2時間半で15ユーロと言われていたが、現地で30分待ち時間があったため出入りは3時間となった。ここら辺はきっちりしててオーバーした分チップとして余計に払ってあげるようにお願いされ20ユーロ(日本円で3,336円)の支払い。行きたいところに行けた対価としては全然よいが、うっかりカフェとか買い物にふらふら繰り出さなくてよかったと思った。
次回はスリランカ 滞在5日目に続く。