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成田からコロンボへ
元々11:20成田発の予定が11:10に変更となり余裕をみて8:00前には成田空港に入ったが、出国のチェックインが始まったのが8:30くらいだった。
飛行機に乗り込み離陸したのが12:30を回ったあたり。何でかは知らないけどそのため到着も予定より1時間遅くなった。スリランカ 航空はちょいちょいフライト時間が変更になると聞いていた事前の噂通りだ。
フライト満喫
25年ぶりのフライト、しかも9時間以上の移動にだいぶ怯んでいたが、いざ乗ってしまうと意外と快適だった。
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私は"フィッシュ"の方が好きだった。
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食べ物もまあ美味しいし、ドリンク飲み放題は最高だけど、あんまりトイレに行きたくないので軽めにいただく。
トイレが行きやすいように窓際でなく、通路側の席がおススメだと旅の先生からレクチャー受けていたのに、発券してもらう時に伝え忘れていたが通路側だった。言われた通り、自分のタイミングでトイレに行けるのは快適だった。
不思議な映画ラインナップ
久しぶりにSTAR WARSを観てみたら、"2"と書いてあるのに"1話め"だし、2話と3話がなくて4話からあるし。
他にももっと日本人が喜びそうな映画もありそうな中、何故このラインナップなの?と不思議だなと思いながらも、ヒューマンドラマに涙ながしながら、3本目の映画を観てたら途中で離陸態勢に入りストップ。帰路のラインナップは一緒ならいいけど続き気になるな…と考えていたら隣に座っていたスリランカ 人の男性がここにきて話しかけてきた。
あべこべ
「何処から来たのか?」「スリランカ は初めて?」とか「スリランカ では何処行くの?」と流暢な日本語で色々質問してくる。
3年前に日本に来て千葉で自動車の仕事している彼は何と独学で日本語を勉強したのだそう。
中学、高校と義務教育の中で英語を学んだはずなのに未だにほぼ英語を話せない私とは大違いである。
色々と話ししていると、ちょっと風邪っぽいからEVE(風邪薬)を飲んだという。「日本の薬はよく効く‼︎」という彼に、「アーユルヴェーダはしないの?」と聞くと、日本で日本人に一度アーユルヴェーダのマッサージしてもらったことはあると言う。
日本人が今からスリランカ にわざわざアーユルヴェーダの治療を受けに行くのに、スリランカ 人の彼は日本でしか体験していないあたりに、現地でも伝統医学に触れず生活している人も多いんだろうなと感じた。日本でも同じだけど。
着陸してからのミッション
コロンボ空港でやることを頭に反芻しながら、順にクリアしていく。
①e SIMを有効にする
→機内モードをオフにして、主回線をオフにして、スリランカ 用にダウンロードしたeSIMをオンにし、データローミングをオンにする。
上手くいかなかったら現地SIMを購入するしかないと思っていたが、問題なく使えたので一安心。
②入国審査
マスクをとってパスポートと航空チケットを見せるだけで通過できた。渡航目的の質問も一切なく、何ともスムーズ。ちゃんと申請出来ているかちょっと不安だったオンラインETA(ビザ)については何も聞かれなかった。
③預け荷物の受け取り
早めに荷物の預け入れをしたからか、荷物がなかなか回ってこずドキドキするも無事ゲット。
④日本円をスリランカ ルピーに両替
空港は"手数料なし"らしいのでとりあえず両替をしておく。誰が誰のか分かってるの?というくらいランダムにお金とパスポートを受け取り、両替していく。一応渡す時にこのパスポートの人は?って感じで証明写真と照らし合わせて渡していたから間違えないんだろうけど、日本人からしたらドキドキするぐらいファジー。
⑤ホテルからの送迎ドライバーを見つける
ここが一番大事。ちゃんとドライバーさんが待っててくれるか会えるまで不安だったが、私の名前を書いたプレートを持って待っててくれた。
「ハーイ、イッツミー‼︎リエ ニシカワ」と話しかけるやいなや、軽めの挨拶をしながら、ドライバーさんが私のトランクを持ち車の乗り入れエリアへと足早に移動する。
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「車とってくるから、ここで待っててね‼︎」的なことを英語で言われてしばらく待ってる間にふと「あの名前書いてあったプレートにバーベリンリーフって書いてあったっけ?」と頭をよぎる。
私の名前は書いてあったと思うが、ドライバーの彼はびっくりするくらい私の名前を確認することなく一瞬のうちに足早に誘導したので、いつもののび太的なうっかり見間違いを発動してやいないか、他の誰かのホテルドライバーと間違えてないかドキドキしてきた。
そうこうしているうちに、「ミス、リエここです。」的に呼ばれたので、「バーベリンリーフだよね?」と念のため尋ねる。
この日本人今さら何言ってんだ?と思われたと思うが、彼は間違いなく私が予約したホテルのドライバーだと判明し、安心して車に乗りこむ。
コロンボ空港からベルワラにあるホテルまでは高速で約1.5時間。既にあたりは真っ暗なため、クーラーの効いた車内でも湿気をはらんだ空気と車窓から時折みえる椰子の木っぽい陰影以外にスリランカ に来た感はまだない。
バーベリンのドライバー歴20年の彼の名前はキャルーンさん。途中何度も名前何だっけ?と忘れて「キャイーン、キャローン、キャルーン」とお笑い芸人のコンビ名と、昔流行った「キャローン」って何だっけ?としょうもないことを反芻しながらにいると、とうとう夢見たバーベリンリーフに到着した。
次回はホテル到着編に続く。