FAR EAST EXTREME 出演バンド紹介③ ゲスト+主催編 (Arise In Stability / Paramena / Frostvoid)
前回と前々回に続き、2024/1/28(日)開催のFAR EAST EXTREME出演バンドについて紹介していきます。今回はスペシャルゲストとしてイベントに呼ばせて頂いたArise In Stability、そして主催の2バンドであるParamenaとFrostvoidについて紹介します。
※今回の記事はArise In StabilityとParamenaをyu-to君が、Frostvoidを私が書いています。また各バンドへの推敲は依頼していません。ご承知おきください。
Arise In Stability
2004年に横浜で結成されたProgressive Metalcore Madness。変拍子・ポリリズム・超絶技巧を駆使し、ドラマに溢れた楽曲に、哲学的な深淵さを持つ日本語詞デスヴォイスが乗る、という独自のスタイルを貫く日本のプログレッシブ・メタル/ハードコアの代表格のバンド。
楽曲は国内指折りのテクニックの超絶技巧と変拍子を駆使した展開の激しい楽曲が特徴で、今回のイベントではRiffとZeroを併せ持ったバンドとも言えるだろう。逆にRiffやZeroでは形容できないのではないかとまで思わせてくれるサウンド。
2011年4月に国産プログレメタルの名盤とも言える1st Album "The future that amnesiac draws"をリリース、2020年3月に2nd Album “犀礼 / Dose Again”をlast fort recordsよりリリース。
様々なジャンルの要素を彼らにしか成し得ない形で昇華されており、結成20年ながらも進化を続けている。
また"Far East Extreme -Riff vs Zero-"の前日はなんと、山口県でライブ予定でもあり、多忙なタイミングの中、当日は新曲も披露してくれるとのことで筆者も楽しみで仕方がない。
PARAMENA
2023年3月に結成、2023年5月に始動した今回のイベント共催の計30弦6人組男女混合エクストリームメタルバンド。(長い)
メンバーは8弦ギター3名、6弦ベース1名、ボーカル1名、ドラムス1名といった編成で、ESP GuitarsエンドーサーのギタリストのSayaや、a crowd of rebellionのサポート経験のあるベーシストのフータを擁している。
現在は3つのシングルをリリースしており、今回の共催までに新たにシングルを発表するとかしないとか。
楽曲の特徴は可聴域を超えたローチューニングと、高速チャグやテクニカルな速弾きを用いている点であり、DjentやThallを基軸としている。この楽曲の特徴から、自らをDjent極道と呼んでいる。
2023年11月にはUnique Leader Records所属のポルトガルのデスコアバンド、THE VOYNICH CODEの来日ツアーファイナルのスタジオライブのO.Aに抜擢され、先月は8弦ギタリストMASAToooN!と新宿ANTIKNOCKにて"多弦の民 feat. Tequila"のライブイベントを共催し、約100名を動員するなど結成初年度ながら精力的に活動している。
Frostvoid
2019年に結成、2022年に活動を開始した今回のイベント共催のメロディックデスメタルバンド。北欧、特にフィンランド産メタルの特徴と言える、冷たいサウンドにインスパイアされたスオミ・ワーシップ・メタル。
元Ferrumのnaget(Gt)とDisease of Our Ageのiori(Vo)が意気投合して国内にまだ数少ない叙情的なメロデスを始めてみようと決意。その後、KALACREADのsakuraco(Key)や、MONQのメンバーでありその他多数サポート経験のあるRyoichi Tanaka、QEDDESHET(Ds)のyasuに、Dead By Dawnのtana(Gt)が加入し、2022年に初めてライブ活動をスタート。全員が他バンドでの経験を持つメンバーで構成されたバンド。
エンジニアにVhäldemarのPedro J. Monge(Gt)、プロデューサーにRise To FallのHugo Markaida(Gt)を迎え、レーベル未所属ながらスペインバスク地方の第一線で活躍する最高峰のDNAを組み込み、現在2枚のシングルをリリース。今年からはアルバムの制作に取り掛かる予定。
2023年には計8本にライブを大阪遠征を含め出演。各地のメロデスバンドを集めた「イエテボリ神社」や、WildSideTokyoの年間総決算のイベントと呼べる「Year End Metal Fever」などにも出演。
おわりに
というわけで駆け足でしたがFAR EAST EXTREMEに出演いただくバンドの紹介でした。少しでもこの日を楽しんでもらえる参考になれば、と思います。暗いニュースばかりの今日このごろですが、良い日にしていきましょう!
お陰様で既に沢山取り置きの連絡を頂いてますが、まだまだ受付中ですので各バンドへの連絡、または下記のリンクから是非どうぞ!