見出し画像

【今週も何とか生き抜いた】vol.37

(9/9~9/15)

夏休み、初めての青森で・前編

東北はいい、という噂はもちろん聞いていた。
人も景色も魚も酒も、すこぶるいいのだと。
でも道産子の私としては、「北へ行くなら北海道より勝る所なし」という北の大地原理主義者的なところがあって、ついぞ長い人生の中で赴く機会がなかったんだよねー。
なんだけど、去年初めて岩手を旅してすっかりハマってしまい(とにかく温泉と食べ物が素晴らしかった)、岩手旅行を終えた瞬間から「よし来年は青森へ行くぞ、おー!」とか思っていた。

思っていたんだけどしかし。
なんだかクソ忙しい日々が続き、青森のことを全然調べられないまま、何とかギリギリのタイミングで旅行を予約。
しかもそんな中、盛大に風邪をひいてしまい、前日などはピークは過ぎたとは言え相当具合が悪くて旅の支度もままならぬ。
着替えなどはノーブレインでイケるワンピースを数枚リュックに入れて、風邪薬とのど飴を携帯し、マスクも大量にIKEAのジップロック的な袋に入れてなんとか早朝の新幹線に乗り込んだ!セーフ!

そして旅行を終えた今、声を大にして叫びたい。
「青森、最高!東北、最高!」と!!!
そんな青森旅行記を己の忘備録的にこちらに綴っておきます。
興味のある方、いるかしら~?ま、いなくても綴ります。
週の半ばから週末にかけて、初めての青森旅行だ~!!!

3泊4日 青森旅行

ほんとはあちこち行きたかったんだけど、直前の予約すぎて宿が取れず、結果、終始弘前近辺をウロウロした旅となってしまった。でもお陰で移動になんのストレスもなく、結果快適でござった。
ほぼ、なんの準備も出来なかった旅行だけど、新幹線に乗ってる時間が3時間以上あったので、「遠!!!」と思ったが、この時間で集中して色々調べたり計画立てられた出来たのも良かった。何なら時間を有効に使えてる感もあってご満悦。
そんな私の夏休みの旅がスタート。

1日目  十和田湖周辺

昼に新青森駅へ到着。
何しろ初めてなので、そこかしこで展開されているねぶたアピールに単純に感動する。

土偶、お前もねぶたにしてやろうか~

推してくるねえ〜。いいよ、その調子だ!
こちらは全力で受け止めるので大いにグイグイ来て欲しい。

推してくるよね〜

駅ビルのレストランで海鮮丼を食べた。
店内は、壁一面にねぶたのポスター
ねぶた、推してくるよねとにかく。気持ちいいくらい。

駅近で予約していたレンタカーをピックアップして一路、十和田湖へ。

初めて見る十和田湖。
水があるところって本当に豊かだ。
とにかく天気が良くて、十和田湖の美しさ5倍増しなのでは?って感じだ。
青にも色んな青があるんだよ。
と、当たり前のことをしたり顔で、言ってみたくなる。

さて、十和田神社へ。

苔がいい感じだ〜
ネケチャン、、、

この日は十和田湖辺りのホテルに宿泊。
夕食に供された十和田名物のバラ焼やらせんべい汁など頂く。うん、普通においしい。
ていうか、いつも宿のお食事とか写真撮るのに、今スマホ見返したら全然撮ってなかった。
相当具合悪かったんだな、、酒もビールをちょっと頂いたくらいであとは自主規制。
翌日に結構重要なイベントがあるので、とにかく身体を楽に、癒されることだけを意識して過ごした。
食後に二回目の風呂にサッと入って薬を飲みマスクをしたまま就寝。

2日目 奥入瀬渓流、酸ヶ湯温泉、弘前ナイト

起床。
気分は昨日よりモアベターよ。良かった〜!
朝から張り切って風呂に入ってホテルを出発。

奥入瀬渓流は、今回の旅の大きな目的の一つだったので多少調べたりはしていたんだよね。
そしたら「レンタサイクル借りて巡るといいよ!」と素敵なアドバイスを周囲に頂くも、やはり初動が遅かったので、もう全て予約でいっぱい。
仕方なく車である程度進み、あたりを散策するってことに予定変更。

果たして初めて訪れた奥入瀬渓流は、この日も天気が素晴らしくて、どこで佇んでみても天国みたいな場所だった。

木漏れ日の天国感。
あと、涼しいっていうのも天国感が増して本当に気持ちがいい。
気温も低いが湿気がナッシング。これだけでも過ごしやすいのに,この景観。本気で東京帰りたくないし、時間よとまれ。

ちなみにアップルパイ奥にある赤いりんごは造りもの。あまりのリアルさに思わず購入。


あと、当たり前に青森はりんごのこともこれでもかと推してくる。
普段はあまり食べないけれど、仕方ないナァ〜とニヤニヤしながらアップルパイを頂く。
これは奥入瀬渓流にある道の駅「ろまんパーク」にて。

レンタサイクルは借りれずとも、2時間くらい散策出来たし、堪能出来た奥入瀬を大大大満喫して、酸ヶ湯温泉へ。

間違いなく決勝進出、な外観


酸ヶ湯温泉はどうも、江戸時代から湯治のメッカ(?)として知られた歴史ある温泉。
八甲田連峰、標高900mの高地に位置し、景色がスンバラシイことでも有名らしい。
あと、総ヒバの木造りの「ヒバ千人風呂」とかいうドデカ大浴場が売りらしいんだけど、そこは混浴だつうからもちろんパス。
見られたくない以上に見たくないよね、って話でさ。

ロビーにももちろんねぶた
湯治場なので宿泊施設もある。
混浴大浴場の他に男女別の内風呂も。もちろん女風呂一択である。

これらの写真からも分かるように激渋温泉だ。素晴らしい。

ウェブより拝借。女湯の「玉の湯」

めーっちゃ気持ち良かったよ!
奥入瀬渓流を散策した時、まぁ、涼しいとは言えお天気良かったしモリモリ歩いたので多少汗かいたりしたんだけど、これにてサーッパリ!
お湯が柔らかくて滑らかな感じ、最高でした。

酸ヶ湯温泉でスカっとした後は、一路弘前へ。
今夜の宿は弘前のビジホ。
なので夕食は外食する必要があるのだけど、そこでなんと…!
私が大学出たてで就職した先にいた2歳年上の女性の先輩と、まさかの30年ぶりに弘前で再会して夕食を共にすることになっているのだ!!!
なんでかつうと、その先輩が弘前に住んでいらっしゃるからなの!!!
なんてブラボーなんだ。

青森県の20店舗でしか飲めないという噂の青森エールビール。激旨…!

思い出話と現況キャッチアップ、その他諸々のトピックスで30年ぶりとは思えない程、楽しく大人ハシャギ出来ました…感無量。

この先輩、当時からめちゃシゴデキでめちゃくちゃ尊敬&憧れてたんだけど、明日以降の予定を話すと行くべきお店や穴場駐車場などダダダ!と教えてくれて、めちゃくちゃありがたかった。
その場で(ほろ酔いながらも)メモを取っていたんだけど、翌日「昨日のおさらいよ〜」と改めてLINEで細かく教えて頂き「まじで相変わらずシゴデキ、、、」と感動。
私もまだまだ修行が足りねーわね!

色んなシードル売ってたなぁ。片っ端から飲みたかったなぁ〜
りんごってそのフォルムがカワイイのよね、そもそもが。

体調もアガって来た。明日は青森をより楽しめそう!そんな期待をしつつ2日目終了。
後編へ続く。

いいなと思ったら応援しよう!