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【今週も何とか生き抜いた】vol. 39

(9/23~9/29)

お誕生日はブラボー!私たちもシロさんも!

Mon.

連休最終日、私も世間の流行に乗ってネトフリの「極悪女王」をコンプリート。

世間の流行もさることながら、私はクラッシュギャルズと極悪同盟直撃世代なので「世代の嗜みとして、いっちょ観ておきますか」なんつって見始めたんだけど、ほんと、もう、すいません。
そんなポップな気持ちで見ていいやつじゃなかった。いや、いいんだけども!
とにかくさ、プロレスシーンの女優さんがガチ中のガチで、もう、震える、、、。
ゆりやんも唐田えりかも剛力彩芽も正直そんなに知らんかったけど、この3人の頑張りがハンパじゃなくて、彼女たちの本家リスペクト&再現度については土下座礼賛したい。いや、させて下さい!
特にクラッシュ役の二人は大変だったんじゃないかなぁ。
あの唐田えりかの立派な太ももはっめちゃくちゃカッコよかったし、剛力彩芽の上腕二頭筋にはホレちまったよ。

唐田さんの内股の青タンを見よ!
これを機にアクションスターとかに振り切れて欲しいよ剛力さん!

お二人のボディにできていた青タン、あれ絶対ホンモノですよね。
ジャッキー佐藤役の女優さんも素敵だったね~(「虎に翼」のよねさんもだけど、こういう感じの役になんかグッときてしまう性分)。

もちろん、地味にNACSファンの私としては、阿部レフリー役の音尾琢磨も最高に美味しく頂いた!

ありがとうございます、ありがとうございます

(大泉)洋ちゃんが書いたNACSのお芝居に出てくるザ・バカ成金役(褒めてる)、後藤利喜男を貧乏臭くして笑、小者にした感じの阿部レフリー、最高でした。
白石監督今回もご馳走さまでございました。

しかしなぁ。あの頃の女子プロレスの興行を打つことの大変さや危なっかしさ、複雑に絡み合う思惑、みたいなものに、当たり前だけど当時は何にも気づいてなかったなぁ。ドラマで描かれたそういうあたり、気合入れて視聴しちゃってた。
中学生の私はあの頃、ただただ興奮して、極悪同盟が憎くて、阿部レフリー許せない!の熱量で見ていたけれど、その空気感の再現度も含めてお見事なドラマでした。

私、実は若い頃にライオネス飛鳥のインタビューをする仕事にアシスタント的役割で、ご一緒させていただく機会があったんだけど、飛鳥さんね、めちゃくちゃいい人だったのよ。
その頃の私なんて20代のガキなのに、すごく丁寧に挨拶していただり気を使ってお話してくださったり。
なんていうのかしら、人として「とてもきちんとしている方」って、若い私なりに思ったりしてさ。
こういうことって、やっぱり一生忘れないよね。
「クラッシュギャルズ、めちゃくちゃ見てました!本当にかっこよくて夢中でした!」と(アシスタントだったのでコッソリと)別れ際にお伝えしたけど、こういうのって言って良かったのかしらね。
昔の話じゃん、とかって特にまだ現役でバリバリやってる方には失礼かも?とかうっすら不安だったりしたけど、どうなのかしら。
もちろん、ライオネス飛鳥さんはチョーいい人なので丁寧にお礼を言っていただけました。

Tue.

興奮冷めやらず、の私。Youtubeで「極悪女王」関連の動画を色々漁っていた。
長与千種とダンプ松本の髪切りマッチとか、飛鳥VS千種、とかさ、懐かしい動画が色々あるじゃないのよ~!
と思っていたら「極悪同盟」プロデューサー大いに語る!みたいな動画がオススメで出てきて、そこで鈴木おさむが作品を自画自賛してた。
そしてうんざりしながら「なんだかなぁ」って思ってしまった。
思ってしまった、というのは結局その自画自賛&解説動画を最後まで見ちゃったんだけど、見なきゃよかったなぁという気持ち。
うん、見なかったことにしよう(と、デジタルタトゥする意味とは、、、)

Wed.

書店の前を通りかかったら「新刊発売!」のポスターが目に入り、おおそうでしたそうでした、となって早速購入した「きのう何食べた?」第23巻。

え、シロさん、ついに還暦なんだ。
おめでとう、シロさん!!!
一緒に年を重ねられてうれしいよ~!
そうかー。あのシロさんが、還暦。いやーでもイケオジなのは分かるけど60歳の見た目じゃないよ~
やっぱり、あの健康的な食事がシロさんの脅威の美貌と体力の素になっているのかしらね。
やったね、ケンジ。ま、私に言われるまでもないだろうが.。

「海街diary」と「大奥」が完結してしまった今、唯一追い掛け買い続けているのマンガが「きのう何食べた?」だけになってしまった。
シロさんとケンジにおかれましては、ずっと健康で元気で仲良く暮らしていておくれと祈るばかりだ。
あと、マンガも続きますように。

Fri.

少し前のことだけど、遂に54歳になってしまった。
「どうしよう」という気持ちと「そうは言ってもこの私が54歳だなんて、笑っちゃうね!」という気持ちが交互にやって来る。

誕生日当日は家人が私の大好きな梅蘭で、私の大好きなあんかけ焼きそばをご馳走してくれた。
ご機嫌で色々をモリモリ食べていたら、途中で家人が「僕、なんか、気持ち悪いんだけど」と言い出してテンション尻つぼみ状態でその日は終了。
いや、それでもありがたいですよ?
幸い家人は大事には至らなかったし、あんかけ焼きそばは相変わらず美味しかったし。

そばの中にあんを入れるとか、天才かよ!?
と毎回思う梅蘭のコレ。ありがとうございます
身体がエビチリを欲するということがある。大人になってワカルやつのひとつ

互いにいくつか病気や体調の浮き沈みに襲われつつも、こうしてお祝いしてもらえて(或いは私もお祝いしてあげたり)、これは本当に有難いこと。
若い時はバカなので、やれ「指輪買って」とか、やれ「ディズニーランドに連れて行って」とか、そういうことに価値を置いていたけど、そういうんじゃねえんだよ。今ならわかる。
やっぱり健康でいつもよりちょっと特別なものを「今年も食べられて良かったね、美味しいね」と言いながら楽しむということは最大にして最高に幸せでありがたいことなんだと、そういうことなんだよ、と。

とは言え、、、とは言ってもですよ!!!
やっぱりお誕生日プレゼントって貰ったら嬉しさバクハツしちゃうよね〜

私には誕生日が全く同じ友達がいて、彼女とは「生誕祭」ってことで都合が合えば、誕生日前後に集いお互いの誕生日をお祝いする、というカワイイことしてる訳なんだけど、そちらがこの日、今年も無事開催されました。

で、毎回予算を決めて、プレゼントを贈り合うんだけど、コレ中々スリリングなんだよな。
10代の頃から知っている仲なので、だいたい好みやライフスタイルみたいなものも分かっているつもりなんだけど、プレゼントするまではドキドキしちゃったりしてさ。
毎年「今年は何をプレゼントしようかな〜」と悩むのは楽しいんだよね。

まっ、まっ、眩しい…!

今年の生誕祭では、友達から何とも美しいお皿を頂いた。
こりゃナント!私が大大大好きな小鹿田焼ではないですかーーー!!!
飾っておきたいくらいに素敵な佇まい。
ありがとう、貧乏性な私だけど、しまいこんだりせずにハリキッて使い倒そうと思うよ!!!

その他に「これはおまけっていうか、、、」とか言いながら「日本の手仕事カレンダー」と豆菓子まで頂いてしまった!嬉!

死ぬまで続くと断言出来る民藝ブーム。最高にめちゃくちゃ嬉しい!

私、めっちゃ好きなんだよね豆菓子。
もちろん帰宅してすぐにバリバリと頂きましたよ、ああ美味しい。
手仕事カレンダーもさあ、めっちゃカワイイんだよね。
実は去年のクリスマスも今年用のカレンダーをプレゼントしてもらって、リビングに置いて毎月毎月変わる絵柄にウットリしているのよ。

今年の10月のイラストは「あさきゆめみし」屏風!!!ステキ〜!

来年もまたウットリ出来るの、幸せだなぁ。
本当に本当にありがとう。

お誕生日が来るたびに「私たちが◯◯歳だなんて!」と笑っちゃってる私たちなんだけど、この先もずっと笑っていられますように。
こういうのが究極のアンチエイジングなんじゃないかと、近年本気で思ったりしてさ。

もう「中身が追いつかなーい」と焦ったり落ち込んだりしてるヒマはない。
もちろんかつてはそんな風に思いあぐねて懊悩して、そういう経験が私というキャラクターを複雑にしてくれていたとは思うけど、もう定年退職も視界に入って来た今となっては、出来るだけ美味しいものを食べて笑うが善しよ。
自分を顧みたりせずとも、状況や環境は勝手にシビアさを増して行くからね。尚更ね。

同い年の友達と、更年期トークしたり母娘トークしたりして、
「いやはや深刻だねえ」
と言いながらも
「この私たちがこんなに深刻だなんてねえ」
「私たち女子高生だったのにねえ」
と笑えるんだから、幸せよ。
さらには嬉しい楽しいプレゼント交換もしちゃってさ。
ここ数年、友達とお祝いする誕生日もとってもブラボー。

お誕生日おめでとう、私たち。


この後帰宅して「虎に翼」最終回観て号泣よ

バースデー・スイーツ(笑)は、この日まさに最終回を迎えた今期朝ドラでお馴染みの「竹むら」で。
ろうそくの代わりに熱いお茶をふうふうしながら頂きました。
美味しかった。

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