【今週も何とか生き抜いた】vol.31
後日談は続き、物語は終わらない
(7/29〜8/4)
Tue.
今日は何事もなく、会社員としていつも通り平穏無事な一日を過ごした。
と見せかけて実は小さな色々が色々に発生していた。
まず、ここでこんなことを書き記すのはどうかと思うが、元々この日休みを取っていた上司から電話があり、上司奥様の大腸が破裂して即入院となったので、このまま数日休暇が伸びるとの連絡が入った。
電話を受けた後輩からそれを聞いて
「え!?大腸が破裂???」と思わず叫んじゃったら
「いえ、破裂じゃないです。大腸が腫れてるらしいんです」
何だよ!びっくりしたじゃねぇか!カモン滑舌!!!イキナリ大腸が破裂とか怖すぎるだろ!良かったよ破裂しないで!!!
とは言え腫れてたとしても大変そうだ。どうか上司奥様お大事に、、、(エアお見舞い)。
さらには同僚がめっちゃマル秘情報仕草で、一つ下の後輩社員が9月で会社を退職するらしいことを教えてくれた。
とは言え、その後輩とは一緒に働いたこともないし、あいさつ程度しか会話をしたことがないので、やめると聞かされても正直「はぁ、そうすか」くらいの感想なんだけど、それはそれで身近な存在の他者に興味がなさすぎる私どうなんだと思ったりもした。
さらには、私のように過日の健康診断で高コレステロール値を叩き出した人を対象に、内科医に呼び出され医療指導を受けた話というのを心して拝聴。
コレステロール値を下げるために運動か薬の服用どちらかを迫られるらしい。
ひ~恐ろしい。私もあと数日したら保険医指導の案内と言う名の赤紙を受け取ることになるはずだ。きっと色んな健康リスクについて聞かされる、、、イヤ、教えてもらうんだろうなぁ~。
なんとか薬を飲むのだけは避けたいところ。頑張れ私。頑張れるのか私。頑張らなきゃだめだろ私。
Wed.
毎朝出勤時には、駅までの道のりを鼻歌を脳内で奏でながら向かうんだけど、今朝は
「ああ、今日からもう8月かぁ。8月なのかぁ」
と、月初め恒例どんよりを味わいつつ何か夏の歌を、、、
まさかの松田聖子だ。
でも夏と言うとこの曲を思い出すことがよくあるんだよ。
この曲の歌い出しの歌詞が
「海辺の三叉路横切って…」
なんだけど、中学生になりたての私はこの曲で「三叉路」と言う言葉を覚えた。
今で言うY字路なんだけど、漢字って便利だなぁ。
あと、松田聖子の歌からは「マドラスチェック(インドのマドラス地方)」とか「 風立ちぬ(古語の完了形、或いは堀辰雄の小説のタイトル)」など、本当に色んなことを教えて貰った。
ところでこの「マイアミの午前5時」という歌。
「靴の底には砂が詰まって痛いから 逆さに振れば 2人だけの夏がこぼれるわ」
て歌詞があって、これ本当に素晴らしくないですか?天才じゃないですか?
恋人との別れを歌ってる曲なんだけど、なので、痛い砂つうのは女の子における彼との関係の不安のことな訳よ。
でも彼女はまだまだ恋人同士でいたいから、その違和感に目をつぶったりやり過ごしたりして、心からすごく遠い所(=靴の底)にそのモヤモヤを押しやっていたと。でもさすがに見過ごせないくらいにそのモヤモヤが積み重なってついには痛みに変わってしまった。
もう我慢出来ないと、その痛みを取り除くんだけど、それはすなわち彼への思いや思い出を全てを夏の思い出と共に捨て去ることを意味している。
それを靴から砂を振り落とす様で表現!
いやーーーうまいね~うまいこと言うね~さすが来生たかお(作詞)だね~!ほとんど和歌の表現世界みたいだ。
でも、歌の最後に「これでお別れだからこっち来てキスして」みたいな歌詞が出てくる感覚は分からん。
未練のある素振りを表現しているのだろうか。そういうの、良くないぞ!
そして夜はアルゼンチン戦(パリオリンピック、日本男子バレーボールチームの話)。
文字通り声を枯らしてTV前応援。
やっと勝てた~~~!良かった、おめでとう選手のみんな!
もう私は緊張と興奮が一気に覚めて、試合後には倒れるように寝ました。
どんだけ~。
体力なさすぎて自分で自分に笑っちゃうよハハハハ、、、
Thu.
この日、中日に3連敗をキメてしまったヤクルトスワローズちゃん。
これで今シーズンのヤクルト自力優勝、の可能性がなくなったとの情報を得た。
そうか、そうなのか。。。
それでも人は皆(クソデカ主語)、ユニフォームを羽織り神宮へ集い、山田哲人の名を叫ぶ。
よし分かった、待ってろ山田。私も馳せ参じるぞ!最後まで一緒に戦うぞ、私の次の登板はお盆のつば九郎DAYだ!
何とか、CSに転がり込めますように~!!!
Fri.
たまに野球やスポーツの話をす会社の後輩と、オリンピックの日本男子のバスケットチームの話をしていて
「そう言えば、八村はチームを離脱しちゃったらしいね」
と言うと
「え???自殺!!!???」と驚かれてしまった。
ごめんごめん。今回は完ぺきに私の滑舌のせいだよ。アイガナ滑舌!!!
そう言えば、オリンピック開会式。
ずっと物議を醸し続けいていたらしい。
なんと、オルレアン家が抗議して、その後ボナバルト家も不愉快ってことでモノ申していたと。で、今回ブルボン家がTwitterにて抗議を表明したんだとか。
というのをTwitterで知り、その翻訳を読んだ。
フランスにおいて王位継承権を有する旧王家たちにごぞって受け入れられなかった、パリオリンピック開会式。
こうなると単にあの演出を「責めてるぅ~♪」なんつって言ってられない訳だ。フランスの自国の歴史に対する総括やスタンスが当然、イコール開会式の開会式の演出、ってわけではないに決まっているが少なくとも「開会式における世界に見て欲しい我が国フランス」は他の可能性も考えながら観る必要があるってことを改めて思ってしまった。
そして、ついにラスボス(?)も登場
キリスト今日における「最後の晩餐」を擬した演出でキリスト教徒が揶揄されたと感じ傷つくような演出があったのだと声明にはある。
演出サイドが「んなこたぁない!」と言っているらしいけど、まぁそう言わざるを得ないもんな。
こういうの、まじで今私たちは歴史を見ているんだし、歴史を生きているんだなぁと思う。
そしてこのように開会式に反応したりすることは、極東でささやかに生きている人間ではあるけれど、私みたいな者でも歴史を作っているとも言えるわけだ。
世の中で起こっていることに、自分と関係ないことなど何もない。
今迄もそう思って生きて来たけど、これからもそうやって生きて行こう。
Sat.
朝4時に起きてオリンピックの男子バレーボール、日本VSアメリカ戦を観た。
アメリカ、、、苦み走ったベテラン選手の多いアメリカチームに日本は苦戦しまくり。そんな中何とか1セット奪取に成功。
このことにより、ナント試合には負けだが日本チームは準々決勝へ進めることとなった。
彼らと私たちのオリンピックはまだまだ終わらないし、日本男子バレーボールチームの物語もこれからどんどん続いていくのだ。
でも、おかげで私は私の何かが終わってしまうのではないかっつうくらい、一日中眠かったよ!