私はなぜ大切な人に人生を使いたいのか。

こんにちは！Ryutoです！

今回は人生のミッション・ステートメント〜第1版〜で紹介させていただいた、「大切な人に人生を使え。」について書かせていただきたいと思います。

いきなりですが、

皆さんは今、何に、人生を使っていますか？

「人生を使う」という表現だと様々な解釈が生まれてしまうかもしれませんね。

では、次はどうでしょう。

皆さんは今、何に、自分の時間やお金、知恵、エネルギーを使っていますか？

この問いに、間髪を入れずに明確に答えられる人はいるでしょうか。

なかなかいないのではないかと思います。

しかし、答えられないから悪いということではありません。

人によっては、考えすぎるのは良くない場合もありますし、感覚的に生きている方がうまくいく場合もあると思います。

とは言いつつも、私は考えて行動するタイプであり、ある程度考えた方が望む結果を得る可能性を高められると思っているので、ぜひ改めて皆さんにも考えてみていただければと思います。

本題から少し逸れましたが、ここからは、私の話になります。

「大切な人に人生を使え。」

これは、私のミッション・ステートメントの中でも要となる信条です。

自分の送りたい人生から逆算して導くことができた言葉でもありますが、

独りよがりな人生を歩み、人への感謝を忘れてしまっていたことを自覚し、このままではダメだと感じた経験が大きく影響しています。

私は高校3年の5月と大学3年の7月に、心臓の治療を受けるために入院をしました。

2回とも発作性の不整脈が原因でした。
（1回目は潜在性WPW症候群、2回目は心房粗動）

発作は気温が低く、急激な運動をしたタイミングに多く見られ、心拍数が1分間に300回程度になってしまうものでした。

治療はカテーテルアブレーションという、身体への負担が少ないものだったので、手術した次の日には退院できました。

治療は無事成功し根治したのですが、大学4年の秋にもう一度発作が出ました。

それに関しては今でも原因不明で病気の診断もできていません。

しかし、発作を30回くらい経験している身としては、寒い時に急に運動しなければ大丈夫だし、発作が起きても倒れることはないし、定期的に運動して生活習慣にも気をつけているから心配はいらないと今でも思っています。

そんな中、家族から生命保険に加入することを勧められました。

家族からしたら当然です。

私が将来、自分の子どもから「今日、心臓発作が出た」と言われたら、気が気ではありません。

そんな心配する家族を尻目に、私は「生命保険にお金を使うくらいだったら、積立NISAをして増やした方がいい」と言い、生命保険を断りました。

それでもやはり加入してほしいとのことだったので、父親が保険料を支払う形で加入しました。

その頃の自分は社会人になったばかりで、「自分の人生なんだから、時間もお金も好きなように使わせろよ。俺は加入したくないのに加入させたいんだったら、お金は払ってくれ。」と、とんでもない親不孝な人間でした。

当時はそのことに気づかないくらい、傲慢で自己中心的だったため、大切なことを忘れてしまっていました。

それは、一人では生きていけないし、一人では生きてこれなかったということです。

今まで何不自由なく生きてこられたのは、家族のおかげです。

大学まで行かせてくれたこと、4歳から大学卒業までサッカーをさせてくれたこと、遠くてもサッカーの応援に来てくれたこと、2回も入院させてくれたこと、いろんな先行投資をしてくれたことなど、自分一人では絶対にできなかったことです。

それに対する感謝の気持ちを忘れ、家族の気持ちも考えず、自分勝手に生きようとしていたことは、今ではとても恥ずかしいです。

家族は私が大切にしたい人たちであり、私の人生は家族の人生でもあると考えると、自分の人生を使うべきだと思いますし、使わずにはいられないと思いました。

これからの保険料はもちろん自分が払い、生命保険に加入し続け、家族へ安心を届けることは、自分の人生（この場合はお金）を使うことに値すると思っています。

このように何か物事を決めるときや行動を起こすときに、「大切な人に自分の人生を使えているか」という判断軸を持っておくことで、長期的に望む人生を送ることができ、判断する時の躊躇いをなくすことができます。

今回は、「大切な人＝家族」という実例を挙げましたが、これは大切な人全員に対しても言えることです。

僕にとっての大切な人というのは、自分の結婚式やお葬式に絶対に来てほしいと思う人というイメージが近いかもしれません。
（詳しく書きすぎると角が立つかもしれないのでこのくらいに、、笑）

あと何回彼らと会えるかわからないし、いつ自分が死んでしまうかもわかりません。

人生を使うことを躊躇ったまま死んでしまっては、私が望んだ人生にはなりません。

そんな人たちに自分の人生を使うことで、一歩ずつですが自分が送りたい人生に近づくことができるのではないかと思っています。

また、この信条はあくまで私が送りたい人生を実現するために大事にしたいことです。

どのような人生を送りたいのかで、判断基準や行動基準は変わってきます。

私の考え方が良い悪いということではなく、このような考え方もあるということを知っていただき、心に留めておいていただけたら嬉しいです！

最後にはなりますが、この記事で私の「人生のミッション・ステートメント〜第1版〜」については終わりになります。

今の自分に書けることは書けたのではないかと思っています。

今後は様々なテーマについて自分の意見を発信していこうと考えています。

日頃Twitterでも発信をしているので、興味がある方はぜひフォローよろしくお願いいたします！

最後まで読んでいただきありがとうございました！

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