SDA王滝100km② MTBパーク編
【MTBパーク】
MTBが納車したので、早速、N市のMTBパークに行ってみた。
あらかじめYouTubeでパンプトラックの予習をしていったのだが、思うようにいかず、パンプトラックを10分するだけで、レロレロになる💦
「うーん、MTBよ奥深い😅」
続いて翌週は、K市のMTBパークに行ってみる。ここはパンプトラック以外にも一周2kmのトレイルコースもある。コースは初級者用とされているが、こちらも1週するだけでヘロヘロだ💦
予想どおり、MTBはロードバイクよりハードだ。
その後、SDA王滝について考え始めた。
普段、立入禁止のグラベルルートをレースで走行できる。凄く魅力的だ〜♨️
40kmなら完走できそうだなぁ〜、でもせっかく長野県まで行くなら100kmを走った方が良いか?
こんなことで悩み始めた。
すでに気持ちはエントリーする気満々💦
悩み始めてから2週間後、100kmにエントリーした。とりあえず、まだMTBを購入していないのに、エントリーだけは済んでいるジュンさんに報告をする。笑
【筑波山】
SDA王滝は、岩が砕けた鋭利なガレ場で平坦はほとんどなく、登りと下りの繰り返しだ。
とりあえず、筑波山で練習してみることにする。
路面は普通の砂利だ。ある程度固く、登りやすい…はずなのだが思ったよりスピードが出ない。
勾配は8〜12%前後で、登りの速度は6〜10キロだ。ダウンヒルヒルについては(初体験の未舗装路ダウンヒルでしたが)、カープの度にタイヤが滑るので、怖くて20キロ以上の速度を出すことができない😭
マズイ、これは非常にマズイぞ❗️
登りはともかく、下りでも30キロもスピードが出せないなんて想定外だわ💦
SDA王滝100kmは約80%がグラベル区間で、しかも筑波山のような普通の砂利道でなく、岩から砕けたばかりの石で、先は鋭利である。
もう少しMTBパークでスキルアップしないと、ヤバいぞ💦
【真打ち登場】
私のMTBライドログを見るたびに、コメントをくれるジュンさん。とうとうMTBを購入し、SDA王滝の約1ヶ月前に納車した。
「ジュンさん、ギリギリ間に合ったな😎真打ち登場だ‼️」
ジュンさんは自分の都合さえ合えば、関東から大阪までレース遠征する猛者である。
これまで変態ローディーを何人も見てきたが、この変態は少し他者とベクトルが違う😆
エントリーするエンデューロはそのレースで最も長い時間をチョイス。2時間エンデューロしかない時は、クリテをダブルエントリーしたりする。
また、ヒルクライムは嫌いらしいが、ビークスは出場可能な限りエントリーしている。
初対面のとき、「なんでそんなに過酷なレースばかりエントリーするんですか?」と尋ねたことがあるが、その時の回答は「レースで、オールアウトするのが好きなのよ」と言っていた。
私は、昔、ローラーで、FTPテストで1回、タバタ式ワークアウトで1回、いずれも途中でオールアウトし、三本ローラーから激しく落車したことがある。
レース中にオールアウトしたら危険すぎるだろ💦
彼にとってのオールアウトはオーガニズムか?
まさしく変態である😆
【ジュンさんとMTB】
MTBを納車してからも、鈴鹿に行ったりピークスに出たりとMTBを乗る暇のないジュンさん。
そしたら突然「MTBしてきます」とLINEをくれた。そこはなんと、某スキー場のダウンヒルコース。
「おいおい、最初はMTBパークのパンプトラックで練習してからダウンヒルではないの?大丈夫か?」
その1時間後、Twitterで「1本目、死ぬかと思った😱」とツイートしていた。やれやれ、怪我はなかったようだ😅
「ジュンさん、MTBのクロスカントリーコースを走らぬまま、SDA王滝に参戦するつもりか?、それ無謀すぎるわ😅」
ジュンさんに「レース前に一度、K市のMTBパークで一緒に走りませんか?」と誘ってみた。
【クロスカントリー】
MTBパークのオープン時刻に待ち合わせた。
実はこれまで一人でMTBパークで練習してきたので、仲間と走るのが凄く楽しみだった。
クーラーボックスにジュースと弁当を、あと休憩用にキャンプ椅子を用意した。
そう、1時間もMTBパークで遊ぶとレロレロになるので、1人の時は大体1時間で撤収していた。
まだ、お互いMTBを始めたばかりだが、今の私にはピークスを時間内で完走するフィジカルはない。おそらくジュンさんの方が私より強いだろう。
この時、仲間と一緒に走れる喜びの方が強くなっていて、私は【ジュンさんとMTB】の「ジュンさん無謀」と思っていたことを忘れていた。
勝手に1周交代で先頭を入れ替えて1時間エンデューロしましょうと提案する。
この時点で、もう楽しみすぎて自分の調整のことしか考えていない(笑)。先週は、平坦基調であるが200kmを経過10時間未満、平均速度29キロで走れたし、本日クロスカントリー1時間走れば、ある程度仕上がるなぁ〜ってことをイメージしていた。
【外周1周目】
私が先頭、後ろにジュンさんが付く
とりあえず、ジュンさんが初めてなので、ゆっくりと走る。
途中でジュンさんが消える。
しばらく私が待ち、ジュンさんが追いついたところで再スタート。
ジュンさんが消える。
しばらく私が待ち、ジュンさんが追いついたところで再スタート。
これを1周が終わるまで繰り返す。
「あぁ、俺も最初は足つきばかりしてたなぁ〜」と1人で回顧していた。
1周が終わり、最初のスタート地点に戻る。
ジュンさん「はぁはぁはぁ…」
死んでる😅
自分も最初は同じだったことを思い出す。
おそらく疲労よりも、イメージどおり走れないことによるメンタルダメージの方が強いのだろう。
我々は、普通のグラベルライドではない、SDA王滝100kmに我々はすでにエントリー済みなのだ💦
その気持ち分かります🫠
3周を終えた頃には、ジュンさんも足付きなしで周回できるようになっていた。
今日はジュンさんを誘って良かったわ〜😊
つづく…
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