SDA王滝100km③ レース前日編
【前々日のメカトラ】
いよいよレース日が近いできた。
私の目標は順位でなく完走であるが、久しぶりのレースなので、もう興奮しっぱなしだ🔥
そうしたらレースの前々日である15日(金)、ジュンさんからLINEが…
「おはようございます。調子こいて朝練してたらゲートに接触、MTBのディレーラーハンガー曲げたかも。急遽ショップ行きます。あちゃー」とのこと。
あー💦
大丈夫かジュンさん⁉️😱
すると、案の定、ハンガー死亡とのこと。
なんとか翌日にハンガーが届いて修理は完了するが、前日受付は絶望的。SDA王滝100kmはスタート地点の場所取りが厳しく、当日受付だと最後尾になってしまう。
私が代理受付することにした。
とりあえず、ジュンさんがDNSとならなそうなので安心する。
【車中泊】
自分は仕事を定時で上がり、子供の塾送迎を終えた8時半に自宅を出発する。
とりあえず中央道の双葉SA付近で、車中泊予定。
今回は車中泊用に必殺アイテムを用意した。
折りたたみの簡易ベッドだ❗️
双葉SAに着いたので車中泊の用意をする。
これまで休憩なしで3時間以上も運転してきたので、車内はエアコンでキンキンに冷えていて快適だ。
とりあえず、クーラーボックスからビール🍺を取り出し、1人乾杯🍻
この瞬間がたまらない💖
その後、酎ハイ1本飲んだあと就寝に入る。
車中泊は回数を重ねるごとに進化している。今回はベッドを敷設したことにより、さらに快適だ。
10分後には眠りにつく。
ん?寝苦しい…暑い?
途中で目を覚ました。車内が激暑だ〜
エンジンをかけて外気温を確認すると、気温は30℃。
「なに〜っ❗️今は9月中旬の深夜2時だぞ‼️なんだこの気温は💦」
エアコンの風量を強にして、室内を強制冷却する。5分もしたら身体が冷えてきた。エンジンを切って二度寝する。
よくよく考えたら、甲府市は盆地だ。我が地元よりも夏は暑いはず。こんど車中泊する時は八ヶ岳まで移動してからにしよう。
ちなみに、4月の長野県遠征ライドでは、談合坂SAに車中泊した。
この時は駐車位置を失敗して、大型トラック用駐車場の近くに停めてしまい、トラックのエンジン音がうるさくて眠れなかった。
ベストポジションは車中泊している車両の隣りだ。キャンピングカーに挟まれると、なお良い。
【王滝村】
2週間前から天気予報と睨めっこしていたが、この2週間、王滝村ではまともに雨が降っていない。明らかに雨不足で、王滝川は1ヶ月前のような輝きはなく、干からびている。
それでも、川の流れる音は心地よく感じる。
会場入りした。
私は前日ファンライドもエントリーしていたので、ファンライドの受付にいく。
ファンライドの受付時間は11時から11時45分。レース受付は13時からとあったが、念のためジュンさんの受付委任状を携行し、受付まで行ってみる。
レースも一緒に受付してもらえた。ジュンさんのぶんも問題なく受付できた。
これで一安心😊
ファンライドの準備を始める。
【受付】
出発時間が近づいてきたので、ファンライドの集合場所に行く。
すると、日本チャンプジャージを着た輩がいる。
なんだ?コスプレか?
と思っていたら、本物だった😱
マスターズ日本チャンプだった❗️
ファンライドの参加者は30人。これは豪華なファンライドだわ〜
【ファンライド★スタート】
前年チャンプが先頭、現チャンプがシンガリでライドスタート。
チャンプと走るのを目的にエントリーした人も何人かいるようだ。その人たちは、彼らに質問攻め。これは初心者にとって貴重だ❗️
ライドが始まると、私はなるべくチャンプ達の近くを走るようにして、彼らの会話を盗み聞きした。
その中で一番印象に残ったのは、XCレースでは終盤まで力は温存し、最後に爆発させ出し切るということ。これはSDA王滝でも同じだということだ。
なるほど…、
この時は、明日のレースはそうしようと考えていたが…
さて。ファンライドは特別な許可を得て、立入禁止区域に進入しライドが継続される。
路面は地割れのひどいアスファルトであったが、ガレ場はなく、比較的、走りやすいルートであった。
ダムのような橋の上で休憩し、ここが折り返し地点。ここまでの走行距離は約10km。MTBのファンライドというものに初めて参加したが、意外と良いものだ。
ペースは緩く、チャンプとオーディエンスの会話を聞きながら、あっという間にここまで来た感じだ。
写真に写るのはガレ場ではなく、川である。雨不足のため、写真では川に見えない😅
なお、この濁川の上流は御嶽山まで続く
昭和59年に発生した御嶽崩は、この沢から流れてきたのかな?
局所的に写真を撮ると水があるのがわかる感じだ。
車も登山者もいない山道を自転車で走るのって、凄く不思議な感じだ。
乗鞍でさえバスが通るが、ここはなにもない。
表現するのが難しいけど、凄く自然を感じる。
【知り合い】
このレース、仲間のジュンさんとエントリーしたが、エントリーリストを確認すると、2人ほど知り合いの名前を見つける。
1人はLINEで繋がっているオーさんで、レース前に色々と伺った。彼はMTB歴10年以上で、SDA王滝には毎年参加しているようだ。
「ロードバイクより圧倒的にMTBの方が楽しい」とオーさんが言ったことも、私がMTBを買ったきっかけのひとつだ。
MTBを買って改めて感じたのは、「MTB=楽しい。ロードバイク=気持ち良い」かな?
長時間長距離をツーリングするならロードバイク、短時間短距離で遊ぶならMTBって感じだね。
ちなみにオーさんとはストラバも相互フォローしているが、ログはもっぱらzwiftである。
デュラのディスクコンポを搭載したトレック(ドマーネ)を持っているのに、もったいない💦
そのオーさんとファンライド終了後、駐車場で合流した。
今夜、彼は駐車場でそのまま車中泊のようだ❗️
この時は、流石、猛者だなぁーと思っていたが…
車中泊は大正解と翌日、思い知らされる。
オーさんと数分ほど雑談したのち、私は会場を離れ宿へと向かった。
【宿】
予約していた宿は、木曽町の新開という山の中にある民宿だ。今、改めて予約日を確認すると6月24日となっている。
おそらく、SDA王滝にエントリーする前に宿だけ予約したんだろう。確か、ここ以外の宿は全て1万円以上だったので、一番安い宿を選んだ。
民宿の駐車場からの風景。ダイダラボッチが出てきそうなくらい周囲は静寂している。
王滝村もそうだが、木曽町も市街地を外れると人の気配がなくなり、大自然を感じる。
8月のブログでも書いたが、本当に人がいないのだ。いつか、ロードバイクで木曽路をロングライドしてみたい。
宿の夕飯。今年に入りコロナも5類に分類され、全国的に旅行が解禁?となった。これまで7,000円前後で泊まれていたビジネスホテルは、軒並み1万円前後まで値上がりしている。
そんななか、これで一泊夕食付きで6,700円は安い。機会があれば、リピートだな🔁
昨夜も、その前も寝れてないので、9時前には就寝した。明日は夜中の3時に起床予定だ
つづく…