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アストライアのこと
2021年の副次的文化系合唱祭に際して、アンサンブル・アストライアのことを記録します。
妄想:2018年9月
2018年の副次的文化系合唱祭が終わって、来年出演するとしたらどのような内容が良いだろうと考えていた時に思い浮かんだのが女声合唱でのエントリーでした。松下耕の「日々のあぶく」の作品群が副次的にウケるのではないかという思いと、Starsとペンライトの相性が良いのではないかという思いはすでにありました。
しかし、2019年はまほろばでの出演などがあり、この構想は一旦保留となります。
よくよく考えてみたらもっと具体的なイメージでした。
— 宇田川吾郎 (@56udagawa) September 27, 2018
松下耕のクソ女声合唱曲と、ペンライトの中で歌われるStars(Ešenvalds)を振りたい。
練習日:平日夜(木or金)
練習回数:4回程度
場所:大森~川崎周辺
参加費:3,000円程度
希望人数:16人程度
調査ツイプラ立てたほうがいいかなぁ https://t.co/a6xRZyTlpw
構想:2019年8月~9月
2019年8月25日の副次的文化系合唱祭。合唱集団なつほたるでは、3曲めの『ヒカリ』にて、歌い手はペンライトを持ち、曲の終わりに照明を落とすという演出をしました。これがまるで満天の星空のようで、神秘的で幻想的でした。
前年思いついていた『Stars』への思いが再燃し、8月27日には妄想という形で構想をツイート、9月2日には需要調査という形でTwiplaを立てました。このTwiplaでは自分が想定していた以上の手応えを感じ、実現に向けて進むことになります。
【妄想2】
— 宇田川吾郎 (@56udagawa) August 27, 2019
来年の副次的で、女声でEšenvaldsのStarsをやりたいんだけど(私が振るから歌ってほしいんだけど)、女声20人くらい集まらないかなぁ。https://t.co/fbtrkfMbj9
Day2終わったら需要調査だけでもしたい。
秋葉原~蒲田周辺で、練習は3回程度、暗譜。(平日夜か日曜夜か参加者次第)
【需要調査】第6回副次的文化系合唱祭(2020年)で女声版Stars(Ešenvalds)を演奏したい https://t.co/LrAZY5e48b
— 宇田川吾郎 (@56udagawa) September 2, 2019
団名決定、片岡さんへ打診:2019年12月
団体名を決めたのはこの時期です。星の歌を歌うのであれば、星座にちなむ名前を付けたいと考えていました。女声合唱であることから乙女座を想起し、その女神の諸説(アストライア、デーメーテール、ペルセポネー)の中から選び、「アンサンブル アストライア」という団名に決定しました。
「Stars歌おう企画」は、団名を「アンサンブル アストライア」名付けました。ツイッターアカウントを開設しました→@ensembleAstraea
— 宇田川吾郎 (@56udagawa) December 24, 2019
どうぞよろしくお願いします。
同時に、Starsとどんな曲を組み合わせるかを悩んでいました。Starsが6声ということを考えると、組み合わせの曲はシンプルな3声(div.なし)にしたかった。その上で、ネタに走らない王道の合唱スタイルで、という希望を満たす曲はなかなか見つからずにいました。
その頃に、別の合唱団で片岡大二郎さんの「しき」に取り組むことになりました。div.のない女声3部でここまでの彩りが出ることに感心した私は、片岡さんへの打診を決意。即日の快諾をいただきました。
作品ができる:2020年3月
メンバー募集は想定していた以上に順調で、22人の賛同をいただきました。あとは片岡さんからの完成を待つばかり。
作品のテーマ指定はもちろん「星・星座」です。片岡さんはTwitterで和合亮一さんの「銀河の詩集」が発売されることを知り、手に取り、そして『星の明かりに』に曲を付けることを決めたと連絡がありました。ほどなくして楽譜が完成し、とうとう練習が始まる、というところでした。
星を撮る 星を書く 銀河の詩集です 本日刊行 新刊「十万光年の詩」 詳しくは→ https://t.co/mFO4x1qpuW pic.twitter.com/ggVAgBv8wY
— 和合亮一 (@wago2828) March 10, 2020
第6回副次的文化系合唱祭は【中止】:2020年5月
しかし、新型コロナウィルスが拡大。2020年4月に東京を始めとする7都府県に緊急事態宣言が発令され、4月16日にはその対象が全国に拡大されました。このような状況から、第6回副次的文化系合唱祭は中止となりました。妥当な判断だと思います。
アストライアは、また来年に再びエントリーしようと誓い、一旦の解散となりました。
[重要なお知らせ]
— 副次的文化系合唱祭2021~復宴~<3日間開催+関西進出㊗️> (@subcul_chorus) May 9, 2020
新型コロナウィルス流行の影響および緊急事態宣言の延長により、出演合唱団が十分な練習時間・場所を確保できず、合唱祭実施が非常に困難と判断したため、第6回副次的文化系合唱祭は【中止】とさせていただきます。
メンバー再募集:2021年4月
2021年の副次的文化系合唱祭は開催するとの情報が出たので、改めてメンバー募集をしました。残念ながら合唱活動を自粛している人も多く、前回ほどの人数には至りませんでしたが、今回ならば参加できるというメンバーもいて、最終的には15人でのエントリーとなりました。
【メンバー募集】
— アンサンブル アストライア (@ensembleAstraea) April 6, 2021
アンサンブルアストライアは副次的文化系合唱祭2021のDay2(8/15)に参加するための仲間を募集します。一緒に「浄化枠」を目指しませんか?
詳細と申し込みフォームはこちらです。https://t.co/L25xYDZ3Nl
練習開始:2021年6月~
6月から、待望の練習開始。8月1日には作曲の片岡さんも練習に立ち会っていただき、多くの示唆をいただきました。本番まで後2週間、どうなるでしょうか。
本日の練習に、作曲家の片岡大二郎先生にお越しいただきました。
— アンサンブル アストライア (@ensembleAstraea) August 1, 2021
詩を選んだ経緯、内声の動きと和音への繋がり、「主和音に帰る特別さ」など、示唆に富んだお話をいただきました。
本番で聞いていただけないのは残念ですが、今日よりも一回り良い演奏を目指して、あと2週間頑張ります! pic.twitter.com/pZ8EMGNyKo
本番当日:2021年8月15日
副次的文化系合唱祭Day2、天気の心配はありましたが無事に終了しました。主催・運営の皆様、講師の皆様、MCの吉田純也さんに心から感謝です。
純也さんのMCでは「大迫半端ないって」や「タピオカ」のさわりを歌っていただきました。無茶ぶりの原稿にお付き合いいただき感謝です。
「星の明かりに」では女声アカペラの響きが豊かに伝わり、「Stars」ではグラスハープとトーンチャイム、そして照明の演出で好評をいただきました。
アンサンブルアストライアの演奏に関するツイートをTogetterにまとめましたので、演奏の様子などはこちらで感じ取っていただければ。
副次的文化系合唱祭合唱祭Day1、Day2の全体の様子は、こちらもTogetterにまとめられていますのでご参照ください。
2021副次的文化系合唱祭〜復宴〜day1ツイートまとめ
2021副次的文化系合唱祭〜復宴〜day2ツイートまとめ