似非
似非(えせ)ってどういう意味だろうか。
似てはいるが、本物と違う。まやかしの。
似非と似た言葉に偽というのがある。偽とは何だろう。
自然でないもの。人為。本物でないものを本物らしく見せかける。似せる。虚構。
偽、似せる。似せ物。
偽と似非は似て非なるものなのだろうか。
似非関西弁というものがある。関西弁にもいろいろあるらしいのだが不自然な関西弁という意味なのだろう。
似非関西弁とはいうが、偽関西弁ということはない。
似て非ずな関西弁
似非関西弁というのはネイティヴの関西弁と似ていないということを指すのではないだろうか。-①
偽物の関西弁、似せ物の関西弁
カッコウは托卵の結果、その巣の子供に成り代わることができる。
自らを偽り結果、本物になることができるというわけだ。
偽物のブランド品なんかも鑑定されるまでは本物らしく振舞うことができている。
偽関西弁というのは関西弁に似せた喋り方で違和感のないものを指すのではないだろうか。-②
①②より、似非というのは拙い、似ていない、そういうものを指すのに対して偽は似せたもの、本物と見分けがつかないものを指すのだろう。こんな結論最初から出てたような
例を挙げると分かりやすくなったかと思ったけど分かりにくかったらごめんなさい。
以上
最近西尾維新の偽物語を読んで偽物について考えたことを書きました。
面白かった。