島根の旅、石見銀山(2)2010 31 Goron 2023年1月23日 23:20 2010年12月末、島根を旅行中です。世界遺産石見銀山の町大森町を散策しています。大八車が現役の様です。 お仲間らしき人影を発見。少し安心しました。 可愛いオレンジの花を見つつ道を進むと、 分かれ道に出ました。観光案内所で音声ガイドをレンタルして、その案内に従って、遊歩道に向かいました。 雰囲気が大分変わってきました。 山中に入ると、石碑?が沢山。 石仏も見守っています。 銀山川に沿って、まだまだ歩きます。 休憩所の屋根から、枯れ葉を巻き込みながら雪が流れて落ちそうです。 古いお寺の址が沢山あります。ここは龍昌寺址だそうです。 案内に従って、清水谷へ向かうと。 なんかすっごいのが出てきました。要塞か城址のようですが、 正体は、銀の製錬所跡の清水谷製錬所跡だそうです。銀山の再開発のために明治28年完成。130年くらい前でしょうか。九段積みで立派な建物ですが、石見銀山は350年余りにわたって採掘され、どうやら銀鉱床として枯渇しており、思ったより鉱山の品質が悪く、製錬性能も十分でなかったようで、採算が取れず、1年半で操業を止めたそうです。 使い方は判りませんが、 何か流れ出ていたようです。夢の址って感じです。 現役のお寺もあります。 清水寺「せいすいじ」と読むそうです。 本堂にお参り。 境内は綺麗に手入れされていました。 案内に従って、新切間歩へ向かいます。間歩「まぶ」は鉱山に彫られた坑道のことだそうです。ここは休憩所を兼ねて公園のようになっていました。 川を渡ると、 小さな穴が。ここが間歩の入り口。今は入れませんが、中は500mm以上あるそうです。坑道の水抜きにも使われたようで、今でも地下水が出続けています。 銀山川に沿って、 さらに進みます。久々に人影が。ちょっと嬉しい。 旧極楽寺だそうです。ちょっとおどろおどろしい。 吉岡出雲のお墓だそうです。誰でしょう。調べると、17世紀初期に日本中の金銀の採掘の促進に重要な役割を担った方のようです。 道路に、何か白いものが走っていました。陸上スワンか? ベロタクシーというエコな人力タクシーだそうです。お客さんを2人まで乗せて走り、史跡の説明までしてくれるらしい。本体150㎏、人を入れると300㎏を超えますね。運転手さんハードです。次回に続きます。石見銀山遺跡はなかなか広いです。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #写真 #旅行 #島根 #石見銀山 #大田市 #大森町 31