三宅健くんが人に伝えたい想い

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.254】:土曜更新


先日、最推しの三宅健くんのコンサートツアーの大千秋楽だった。

会場の東京体育館、当然と言えば当然、キャパ一万人が満員だった。

大千秋楽だったので周りが健くんへの声援に溢れてる人が多くてとても楽しかった。

私は今回のツアー、何回か観に行ってるが、健くんがMCの度に「推しは推せる時に推せ」と話してたのが気になってた。なんで毎回言うのかなまさか引退では…、と内心ざわついてた。

しかし、今回の大千秋楽でその理由が明らかとなった。

健くん、MCで、実は前日まで普通に話してた大事な人が急逝したこと、それが相当につらく悲しかったらしい。

どんな関係性かはわからないが、あまりたくさん友達を作らない健くん、大事な人だったことは間違いないはず。会える時に十分会えたのか、大きな後悔があったのだろう。

抱えきれないほどの想い、大事なファンに自分と同じ想いをしてほしくない、伝えたい。

しかしファンにとっては楽しいコンサートツアー、普通に伝えることは躊躇される。

健くんにできたこと、それは推し活を通じて伝えることだった。

大千秋楽のMC、健くんは、ファンに人を亡くしたことを伝えるべきか迷ったとのことだったが、ファンに同じ後悔をしてほしくなく、我々に想いを伝えてくれた。

引退かとやきもき勘違いしていた自分が恥ずかしくなった。

健くんだって人間だから、人に伝えたい想いはある。しかし職業アイドル。そのまま伝えていいのか、ものすごく考えた想いが伝わってきた。

昨日までの当たり前が翌日そうでなくなる喪失感と絶望感、そんな中、よくコンサートツアーを完遂してくれたと思う。

健くん、ツアー終わったので、それでも色々と忙しいだろうけど、ご自分を癒してくださいね。


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