退所したアイドルが昔の曲を歌えるように、事務所間で話し合いをしてほしいと思いませんか?
【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.240】:土曜更新
V6の年上3人おにいちゃまグループ、20th Centuryことトニセン、先日全国ツアーを終えました!
メンバーはもちろんリーダー坂本昌行くん、長野博くん、イノッチこと井ノ原快彦くん!
6月4日 から7月19日まで、ツアータイトルは
「20th Century Live Tour 2024 ~地球をとびだそう!~」
でした。
私はこの途中で行ったのですが、坂本くんが公演最後に、
「ネタばれしたら人格疑われますよ」
と笑いを誘う真顔で言っていたので、全公演終わるまで、このブログで書くのは我慢してました。推しの言う事をちゃんと聞く、しつけされたいいファンでしょう、私(笑)
トニセンってV6の年長組で、ジュニア時代にも散々な苦労をしてきた方々だからなのか、独特の温かさがあります。ファンとしてもホームに帰ってきた安心感というか、彼らの世界に包み込まれます。
一見ユルいコンサートなんだけど、コンテンツが緩んでるわけではなく、ベテランの妙味で、計算された緻密さもあります。
例えば、以下の伏線。
昨年のトニセンツアーでは、長野くんが空を飛んだりしてたのですが(もちろん映像などで 笑)、今回のツアーでは開始冒頭で「長野くんは今回は空は飛ばないんだってね」と坂本くんやイノッチから言われ、こちらはなあんだそれは残念だと思っていたら壮大な伏線で、今回は宇宙へ飛びだって、宇宙フェスなどとは。そりゃそうだよな、ツアータイトルに「地球をとびだそう!」が入ってるもんな(笑)。
トニセンツアー(トニコン)で更に心があったかくなったのは、トニセンは、まだ旧ジャニーズ事務所(現:STARTO ENTERTAINMENT)に所属しているので、V6時代の曲が聞けるということでした。
最推しの三宅健くんは、旧ジャニーズ事務所を退所しているので、ソロ曲を含め旧事務所時代の曲が全く歌えないようです。
健くんのソロコンサートが先月の6月にありましたが、TOBEになってからの曲しか使えず、ご本人もコンサートの構成の大変さを「まだ14曲しかないから」と冗談めかして言っていました。
私が今回のトニコンに行ったのはこの健くんのソロコンの後だったので、トニコンでV6時代の曲がバンバン聞けたのは望外の喜びでした。ああ、あの時のファンのノリができるって感慨深くて楽しくてしょうがなかったです。
特にV6の年下3人組(Coming Century。カミセン)の初期の曲、
「Theme of Coming Century」
が聞けた時は涙が出そうになったというか。
V6時代から、トニセンはトニコンで、あえて短パンで若作りしてこのカミセンの曲を歌って大ウケしていたこともありました。
ただ現在は、当のカミセンのメンバー(森田剛くん、健くん、岡田准一くん)が皆旧ジャニーズ事務所を退所しているので、その誰もがこの曲を歌えないという状態です。
それを今回トニセンが歌ってくれて聞かせてくれて、胸震えました。ありがとうおにいちゃまたち!
テレビでの共演とか、だいぶ旧ジャニーズ事務所と退所したタレントたちとの垣根は低くなってきましたが、楽曲の扱いはまだまだなんですね。
旧ジャニーズ事務所時代の曲は、著作権は旧ジャニーズ事務所が持っているはずだから、事務所外のアーティストに歌わせるとかはまだまだこれからのことなんでしょうね。
特に健くんは、V6解散後、まだ旧ジャニーズ事務所に所属している2022年にソロアルバムを出してて、複数の新曲を作ってますが、今はそれが歌えなくなってる。
TOBEになってから出したソロアルバムと同様、健くんが思い入れのあるアーティストに声をかけて作ったソロアルバム、それも2022年というついこの間のこと、健くんは口には出さないですが、今でも歌いたいでしょう。
この辺りは難しい問題があるのは承知ですが、退所した人と旧ジャニーズ事務所アイドルの共演もだんだんできるようになった今、旧ジャニーズ事務所の曲も歌えるよう、権利関係の大人の話ができるようになってくれればいいなと夢見るいちファンです。
旧ジャニーズ事務所を退所したタレントさんはたくさんいますが、退所前後で歌える歌えないじゃなく、ファンにはいつの時代の曲でも歌って聞かせてもらえるといいなって思ってしまいます。特に古い曲とかその時代を想い出して興奮するし。
更に夢見れば、もし退所しても旧ジャニーズ事務所時代の曲が歌えるようになったら、現在の事務所の垣根を超えて、カミセンの3人が音楽番組で一曲だけとかでもいいので、「Theme of Coming Century」歌ってくれないかな。
ほんと夢だけど。
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