事務所を退所した三宅健くんとの再会を待つ制御できない不安定なファン心
【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.177】
推しの三宅健くん(元V6)が、四日前の5月2日付でジャニーズ事務所を退所した。
といってもアイドル引退ではない。ご本人の弁によれば、充電期間に入るだけで、またしばらくしたら我々ファンの前に姿を表してくれるとのことである。
しかし、退所にあたって、テレビレギュラー、ラジオ、ファンクラブ会員用ブログ、CMなどのほぼ全ての仕事が終わってしまった。
残っているのは、インスタグラムとツイッター。でもご本人も思うところがあるのか、退所後の投稿は見当たらない。退所前はほぼ毎日インスタのストーリーズを上げていたのに…。
充電期間にどうなるかの憶測は色々と流れてる。
既に昨年4月ころに、自身を代表者とする会社を作っているとのこと。今回の退所を見越してのことなのかはわからない。
また、昨年秋にタッキーこと滝沢秀明さんがジャニーズ事務所から去っているが、これが健くんの退所のきっかけとなったという説も。タッキーは今年自身のTOBEという新しい会社を設立しているので、健くんがTOBEに合流するとかしないとか、色んな情報がネットに出ている。
しかし、絶大な営業力を持っていたジャニーズ事務所を離れて、一つ一つ新たに積み上げていくのは、どの道をとっても大変だろう。
だから、いちファンとしては、一体いつになったら会えるのか、そんな予想ばかりしている。
一番早い予想は、インスタが残っているのだから、そこのストーリーズで断続的にファンと交流することか。
もう少し時間がかかる予想としては、YouTubeでチャンネルを立ち上げ、動画を上げていくことか。しかし健くんはこだわり屋である。そう頻繁に動画が上がるかは不明である。そもそもカメラマンや編集のスタッフを集めないと大変だ。
また舞台出演もあるかもしれない。テレビはしばらくは難しいかもしれないが、舞台なら単発の仕事として受けることが可能だ。
ただしある程度の規模の劇団だと、1~2年先の公演のキャスティングはもう決まっているとも聞く(公演期間が1~2ヶ月ほどあるのでそれをまるっと押さえるために)。そうするとこれも早々というわけにはいかないかもしれない。
もっとも時間がかかる予想としては、ファンクラブを立ち上げ、コンサートが行われることだろうか。
ただし、ファンクラブは、まさか健くんが管理するわけにはいかないから、それなりの人員を雇い、機材を入れ、会社として体制を整える必要がある。
また、コンサートは、せっかく昨年ソロアルバムを出しているが、楽曲の著作権などの権利関係はジャニーズ事務所という契約になっていると思われる。そうするとまた一から楽曲を作るとなると、ますます時間がかかりそうだ。
前述の舞台も、健くんがファンクラブを通じて、自分のファンに優先的にチケットを売りたいと考えれば、ファンクラブの立ち上げを待たないといけない。同じように時間がかかってしまう。
会社の人員や体制を整えるのは大変である。もし健くんが昨年自身が立ち上げた会社を基盤にということであれば、マネジメントや経営を任せられる誰かがいないと大変なはずである。
なので、あくまでいちファンとしての、早く健くんに再会したいという勝手な思いからすれば、既にある程度形が整ってると思われるタッキーの新会社であるTOBEと合流して、何でもいいからやれるところから出演してほしいと思ってる(テレビにゲスト出演、YouTubeなどなど)。
合流は、健くんがTOBEに所属するでも、健くんの会社との業務提携でも何でも構わない。
勝手ないちファンとしては、いつ再開できるのか、もちろん健くんのペースを尊重すべきなのは重々わかっているのだが、理屈抜きで徒(いたずら)に焦ってしまうのである。
健くんが退所する前日の5月1日、事実上ジャニーズにおいての最後の仕事である劇団☆新感線の主演舞台「ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇」、その大千秋楽を見に行った。
カーテンコールは7回に及んだ。
健くんからの直接のお言葉もあった。
健くんにとっては客演公演だから、自分が翌日ジャニーズ事務所を退所することには一言も触れなかった。
しかし、おそらくは私以外にも健くんのファンはたくさんいたかと思うが、いちファンとしては万感の思いであった。
V6の解散の時よりは幾分かはショックは少ないが、いつ会えるのか全く保障のない状態になってしまう。
カーテンコールの時の「終わりだよ。早く帰ってね」的ないつものツンデレぶりを見てると、健くんとしては既に考えてるところがあるのだと思う。
いちファンとしては、上に書いたように、一体いつ再会できるのか、自分ではコントロールできないことを妄想する日々である。どうか孤独にならず、いろんな頼りになる仲間を増やして、アイドル業に専念してほしい。健くんには、勝手な思いながら、ぜひ高速充電をしてもらって、すぐにでもツンデレな毒舌をファンに吐いてほしいのである。