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生後11ヶ月→12ヶ月の成長を振り返る

お子、この世に出てきてから1年になった。

本当は予定日はもう少し先だったし、全然まだ子宮口も開いてないね〜って言われた健診の翌日にはじまった陣痛から、あれよあれよという間にこの明るい世界に出てきてしまって、どぎゃーっと泣いたあとはまだ生まれたことに気づいていないかのようにずっと目を閉じて静かにうごうごしていて、ああ本当にお腹に人間が入っていたんだと驚きつつも帝王切開の傷の痛みに動くのがやっとだった1年前。

首も座ってなくて産毛がたくさん生えてて皮膚はぼろぼろで体はふにゃふにゃのほにゃほにゃで、ちょっとミルクを飲んだら疲れて寝ちゃって、小さくて尊くて着替えもおっかなびっくりで、こんな状態で生まれてくるなんて人間は動物として欠陥があるのでは!?なんて思っていた新生児期を経て、すくすくと育ち、今では自分の力で立って、歩いて、喃語を喋りながら誇らしげにぱちぱちをする小さな人間となりました。

自力で立ってから1ヶ月弱で最初の一歩が出て、それから徐々に3歩、5歩、10歩と歩けるように。いまは室内は手を繋いで延々と歩き回っています。靴を履いてお外で歩くようになるまではあと一歩かな。

食べる量もワンランクアップしたようで、いままで朝晩ミルク+3食でしたが足りなくなっておやつを欲しがるようになりました。出先で落ち着かないときは食パン食べさせたりして。赤ちゃんが両手にパン持って頬張ってる姿は成長を感じられるしとってもかわいいです。

人見知りも母子分離で泣くこともあまりなかったのですが、ピークと言われる今ようやくその片鱗が見え始め、一時保育でぎゃんぎゃん泣いたりごはんのときも私に抱っこをせがむようになったり、大変ではあるけど我が子が私を求めて泣いて甘える姿はとってもかわいい。

運動発達が早めの方だと思うけれど、精神面の発達はそれよりは遅いようで、パチパチはできるけどバイバイはよくわかっておらず、指差しもまだなく、絵本は棚から引っ張り出して噛むおもちゃで、おもちゃや積み木もまだ舐め舐めして打ち合わせて音を鳴らすのが一番楽しいご様子。この先まだまだ成長が待っていると思うと楽しみで待ちきれない反面、ちょっとさみしくもあるので、今の姿をたくさん目に焼き付けておこう。

この1年、我が子とずっと一緒にいる時間は、大変なことももちろんあったけど楽しいの方が大きく勝っていて、本当にすばらしい時間を過ごせました。生まれてから1歳までの大きな大きな成長をこの目に一瞬一瞬焼きつけられて、ああこれが幸せってやつか、としみじみ思う。いつか走馬灯を見るならこの1年間をハイライトしてほしいなというくらい、素敵な1年でした。

実は育休延長を早々に決めたので、24時間見守れるこのハッピーライフももう少し続きます。きっと寒い中毎日公園に入り浸るんだろうなあとか、泥んこになって洗濯とお風呂が大変なんだろうなあとか、大変な日々を想定しつつにやにやしちゃう自分もいます。

これから先も、大きな病気も怪我もなく、この子がすくすくと育っていきますように。

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