起業への道 天使たちのリース(R)の物語(4)
今回は、天使たちのリースの製作についての2回目のお話しです。
製作についてのお話をもう少しと、あと、これからの、天使たちのリースについてお話します。
「製作について大切にしている事」その2
①「花は野にあるように。」
千利休が、仰った言葉です。元々は、茶席のお床に生ける茶花に対して、こうあるべき、との言ですが、私は、お花を生けるに際しては、すべての場合、そうあるべきだと考えています。
野にある花は、人が生けやすいようにまっすぐではなく、それぞれ勝手な方向を向いていたりして扱いにくいです。
しかし、本来、自然とはそういうものだと思うのです。
リースを製作する際にも、花が好き勝手な方向を向いていたり、少しリースの形がいびつな方が自然な感じが出ます。
そのあたり、ARTに持っていくためには、匙加減が必要ですが。
②「空間に不等辺三角形をつくる」
これは、ずっと以前に免許をいただいた、日本の古来からあるいけばな、未生流の考え方です。
未生流の生け方は、基本、西欧のフラワーアレンジメントとは異なり、非対称です。
その非対称が、自然の中に溶け込んでいるような自然な感じを生み出し、また、空間をしっかり捕まえます。
空間をしっかり捕まえるということは、簡単に申し上げると、立体的、ということです。
リースを製作するときも、土台ができたら、あとは、花を生けるように、リースの横から見ても景色(風景のように)、見ごたえあるリースになるように製作しています。
「これからの天使たちのリース」
今後の天使たちのリースについては、
まず、素材について、もっとサスティナブルに進めていきます。
次に、実用新案を取っている土台について、改良を加える。
そして、地域の子供たちに、SDGsをリースを通して学んでもらうために、非営利団体を教育委員会後援を取り付けるべく、進めています。
今月末には、クラフトリースに特化した、美しいHPをお見せできます。
美しいリースの数々が写真集のように御覧いただけるページです。
こういうHPは、あまり無かったと思います。
近々、ご報告いたします。
また、今年11月、個展を大阪府茨木市で行います。
近隣の方は、どうぞお越しくださいませ。
大阪府茨木市立ギャラリー(阪急電鉄茨木市駅下車直下)にて
11/17から11/22まで 無料
渡部貴久美 第4回個展 ”時空を旅する”
企業様向けには、
大阪商工会議所 大勧業展
10/12、10/13 に、参加いたします。
今から、みなさまにお目にかかれることを、楽しみにしております。
渡部貴久美