【ネクロ13とは?】
・小説です。
・暴力的です。
・舞台は、不死者たちが暮らす街・臓腐市です。
・主人公はネクロという男です。
・ネクロは自分を裏切った相手を決して許しません。
・ネクロは自分を裏切った恋人たちを殺すために無茶苦茶します。
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【登場人物紹介】
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【エピソード一覧】
■■■シーズン1
第1話:NECRO12:電波塔でバラバラ
■本編リンク >>> (前編)(後編)
第2話:NECRO1:みんなで蜂退治
■本編リンク >>> (1)(2)(3)(4)
第3話:NECRO2136:指切りげんまん
■本編リンク >>> (1)(2)(3)(4)
第4話:NECRO4:地獄くんだり
■本編リンク >>> (1)(2)(3)(4)(5)
■■■シーズン2
第5話:NECRO4:市役所へ行こう!
■本編リンク >>> (1)(2)(3)(4)
第6話:NECRO5:動物大集合
■本編リンク >>> (1)(2)(3)(4)
第7話:NECRO6:痛みあれかし
第8話:【現在準備中】
■■■シーズン1/サブエピソード
necro12:肉肥田商店街いきいきデー
■本編リンク >>> (本編)
necro4:阿田華行最終バス
■本編リンク >>> (前編)(後編)
necro1:キャットナップカット
■本編リンク >>> (本編)
necro3:桜の木の下にはめちゃくちゃ死体が埋まっている
■本編リンク >>> (前編)(後編)
■■■シーズン2/サブエピソード
necro0:深海博愛
■本編リンク >>> (前編)(中編)(後編)
necro12:骨とけものと家族たち
■本編リンク >>> (前編)(後編)
necro5:サザンカは焼肉が好き
■本編リンク >>> (本編)
necro0:死人に金なし
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【おまけの用語集】
【不死者】:
ネクロ13の登場人物たち。アンデッドとも言う。首をはねられても、ぺちゃんこに潰れても死ぬことはなく、永遠の生に退屈しつつも、基本、皆、元気に無茶苦茶やっている。彼らを称し「生きている」とするか、「死んでいる」とするかは人による。「物理のレイヤー上に存在する肉体と、魂のレイヤー上に存在する魂の関係性の異常から我々の不死性は生じている」とグンジは説明するが、彼女の小難しい話を聞く者はあまりいない。
【臓腐市】:
不死者たちの暮らす街。本編の舞台。山と海に挟まれている(元)港町であり、人口密度は異常に高い。臓腐区、挫症区、腎痛区、妃髄区、東妃髄区、西妃髄区、南妃髄区、そして人工島の腫羊区の8つの区からなり、その全てをおおむね市役所が支配している。好き放題に暴れまわるネクロと恋人たちにより、幾度となく壊滅しているが、特に問題はない。市の外には草1本生えていない荒野と、腐り果てた海がどこまも広がっている。
【起き上がり】:
不死者のカテゴリの1つ。いわゆる、ゾンビ。死んだ場合、肉体が回復することによって蘇生する。回復・蘇生の速度は人まちまち。「魂が肉体に固定されているため、死んでも魂が離れず、死体に魂が憑いているという矛盾を解消すべく、物理のレイヤーの因果が逆転する」とグンジは説明するが、彼女の小難しい話を聞く者はあまりいない。
【黄泉帰り】:
不死者のカテゴリの1つ。いわゆる、ゴースト。死んだ場合、肉体を離れた魂が、別の肉体に再憑依することによって蘇生する。基本、起き上がりのように肉体が回復することはないが、臓腐市は雑で適当なので、多々、例外はある。使い慣れた肉体を保持できるよう、自宅にスペアを買いそろえている者が多い。
【化け戻り】:
不死者のカテゴリの1つ。いわゆる……? 前述の2分類のどちらにも属さない者たちが放り込まれる「その他」の不死者。蘇生の方法は人それぞれ。魂に関わる能力を持つ者が多い。主人公ネクロも化け戻りに属しており、「自分の体に迎え入れたヒトの肉体と魂を、ヒト1人分の大きさに固める」という能力を持っているが、気分次第で体重が増えたり、身長が増えたり、恋人以外迎え入れられなかったりと、いい加減。
【市役所】:
臓腐市役所。『臓腐市の皆さまのより一層の安心と健康のために』をスローガンに掲げ、街を守る真面目な人たち。組織内には暗黒管理社会実現部、市民自我漂白推進部、市内災害拡大振興部など、10の部が存在している。縦割り化がひどく、スローガンの解釈も部によって大きく異なる。職員のほとんどは黄泉帰りであり、地獄の365日24時間勤務により目の下に大きな隈がある。スーツを好んで着用する者が多い。市長は不在であることが多く、大体、部長の誰かが代行している。
【犯罪者】:
法なき臓腐市において「市民生活を根底から破壊しうる」という理由により、市役所が例外的に犯罪者に認定した13人の女たち。現在、その全員がネクロの恋人である。起き上がりとしての能力を異常拡張した者、黄泉帰りとして例外的な挙動をとる者、化け戻りの中でも規格外の能力を持つ者など、いずれも一筋縄ではいかない厄介な不死者たち。彼女たちの存在は、それ自体が臓腐市にとってのリスクであるが、特に死ぬことのない市民たちは、さして彼女たちを恐れてはおらず、有名人程度に思っている。
【おまけの臓腐市MAP】