私の好きな泣けるアニメ
『Angel Beats!』
全13話+特別編2話で、2010年にTBS系で放送された。
死後の世界の学園を舞台とし、生前に登場人物の送った理不尽な人生
をメインにストーリーが展開していく。
ある日、見知らぬ学校の敷地で目覚めた少年「音無 結弦」は、名字を除く生前の記憶を全て失っていた。
ゆりという、銃を持った一人の少女と出会い、天使と戦っている事を
知る。
ゆりは理不尽な人生を与えた神に反抗するための組織のリーダー。
音無を組織に入隊させた。
ここで登場する人物は、すべて生前に若くして想いを残した人達の
集まりだという事。
なぜ、ココに居るのかもわからず、ただ天使によって成仏させられ
この世界から消えることを拒む闘いの毎日。
ある一人の少女は
両親のケンカに巻き込まれ、脳梗塞になり倒れる。
入院はしたものの、失語症となり18歳で死んでしまっていたのだった。
彼女の夢だったバンドで歌を唄う。それをこの世界で実現させること。
「歌い続けていくことが、生まれた意味」と確信し、演奏が終わるとともに消滅した。
ゆりによると、誰かが消滅させたわけではなく、彼女自身が納得しただけとのこと。
消滅の条件は、天使のいいなりになって模範的学生生活を送るだけでは無かった。
そんな中、主人公の音無は、自分の生前の想いを探しながら
ラストのエンディングで、自分の想いを見つけるが・・・
という話ですが。
このアニメの原作、脚本を手掛けた麻枝准さんの作品のほとんどに
言える事なんですが、最終回のエンディングの為に今までのすべて
の話が繋がっていく。
そんなアニメです。
エンディングでなるほど、そういう事か・・・
そこで共感と共に涙するストーリーを是非見て頂ければと思います。