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 T:友達はいますか?
T:今、思い浮かべた人は、本当に友達ですか?
T:それは、どうしてですか?
C:よく遊ぶ。話をしていて気が合う。いつも一緒にいる。
T:その子はどんな友達でしょうか?

こんな問いから始める授業を中学年以上で行いました。
T:友達には種類があります。
  なんでも一緒に行う。これを「つるむ」と言います。
  なんでもなので、いいことも悪いこともです。
  いいことだけならばいいですが、
  つい、悪いこと、
  例えばルールを守らないとか、怠けるとか、
  仲間外れにするとか。
  これは、本当の友達ですか?

T:今、仲良くしている友達は本当の友達でしょうか?
  自分のそのままを認めてくれる、
  都合の悪いことを言ってくれる、
  お互い頑張ろうと意欲がでる。
  そんな人は周りにいますか。
  自分は、友達にどんな影響を与えていますか?
  ちょっと考えてみてください。
 
子ども達の友達関係を見ていると、
我慢しているのではないか。
利用されているのではないか。
一緒にいる子に影響を受けているのではないか。
と、色々と心配してしまいます。
でも、子ども自らが気付かないと友達関係は変わりません。
また、気が付いたとしても、今までの関係があり、
なかなか離れられないことも多いです。
友達関係を見直す機会として行い、
自ら気づき、自己決定できるように、
コーチング的に授業すすめていきます。

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