女子高生、告白されてパトカー呼ぶ。
女子高生が人生初の告白イベントに舞い上がってたら、パトカーを呼んじゃった話。ちなみに救急車と消防車も来たよ。
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それは高校生の塾帰り、数回しかしゃべったことの無いクラスメイトの男子に突然告白されたのが全ての発端。
人生で初めて告白されちゃったよどうしよおおおおおと大パニックになり足がガタガタ震えながら最寄り駅まで帰ってきた私。
駅のロータリーで、迎えに来てくれていた母の車を見つけてこんなに安心した日は他にない。はいもう既に恥ずかしい。
お母さんになんて言おう?そもそも言うべき?でも別に好きでもない人だし!
とにかく人生の一大事を報告せねばという一心で車道を横断するスイートセブンティーン。
この道を渡ったら帰宅したも同然!
と思った次の瞬間。これまた人生初の物凄い衝撃が身体に走った。
え?
めのまえが まっくらになった !!
何かすごい力にふっ飛ばされて
体が本当にふわっと浮いて
次の瞬間に、地面に叩きつけられた。
早い話が、交通事故。
人生で初めて告白されたことで頭がいっぱいだった私は
横断歩道もない車道を左右確認せずに渡り
ちょうど道を走っていた車と見事に衝突したのでした。
はいここ恥ずかしいポイントその2。次で終わります。
さてここからが修羅場だった。
迎えに来ていた母は血相を変えて車から飛び出してくるし
これまた真っ青な顔した運転手のお兄さんも自分の車から降りてくるし。
ふたりとも本気で心配していましたが、本人は外傷ゼロでした。余計恥ずかしい。
ここでお兄さんがとんでもない方向に気を使ってくれる。
「ちゃんと治療代の保険がおりるように警察と救急車呼びますね。」
( ゚д゚)
いや悪いのは飛び出した私だし!むしろこっちがお詫びさせてええええ
と思っても頭をぶつけたせいか酷い頭痛だったので何も言えず。
早速ケータイで110番に連絡してくれたお兄さん、なぜか少し曇った表情で報告してくる。
「なんか救急車いま全台出払ってすぐ来れないそうです」
あっそうなんだ良かった…
「とりあえず代わりに消防車が来てくれるそうですよ^^」
( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)
あれよという間にパトカーと消防車が到着し、遅れて救急車もやってきたのでした。
静かなはずの片田舎のロータリーは、
三種類の特殊車両が停車し、
おまわりさんたちが現場検証を行う物々しい雰囲気に包まれたのでした。
そして恥ずかしさの人生最大瞬間風速。
半端ない野次馬が見守る中、
外傷もなく自力で救急車に乗った時が
人生で一番恥ずかしかったのは言うまでもありません。
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後日談:検査の結果、身体は全くの無傷でした☆そして告白してきた彼はもちろん丁重にお断りしました。(でもさすがに、車にぶつかったからだとは言えなかった…!!)
(・ω・)ノ* スキや投げ銭、マガジン追加してくださった皆さん、本当にありがとうございます!安直な言葉しか言えないですが、だいすきです!笑
筆者の恥ずかしさも少しは報われた気分になるので引き続きぜひお願いします。
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