blind craft ファブリックマルチスタンドを作っちゃおう🎶
前作の、お薬入れ改良版で余った布を使って、作ったものは・・・。
端切れをくっつけただけだけど・・・。
「ファブリック」とか、気取ってみた。
ごめんなさい。
夏休みの宿題
お薬入れの残り端切れを手に、
「これを余すことなく使える方法」を考えていた。
いつもの「Sinking Time」だ。
布地が少しだけ厚みがあるので、ドールの服には向かないかも。
そうなると、ますます切らずになんとかならないものかしら・・・。
20✖️30cm程度の端切れ・・・。
京都のお土産の「焼きチョコ」が入っていた、筒状の空き箱を手に取った。
40年前、小学生全盛期。たぶん3年生くらい。
私は40年前の夏も、こうして、空き箱を見つけては、ハサミをいれたり、セロテープでくっつけたり、あれやこれや、遊んでいたっけ。
お人形のための家とか、クローゼットとか。
危うい知識と施工技術で作り上げ、最終的には兄のプラモデル「シャア専用ザク」による一撃で、無惨に壊れさってしまうレベルのものだ。
なぜに、昭和の兄貴たちは、ガンプラやら超合金ロボットで、妹のお人形ワールドを攻撃したがるのか・・・。
我が家だけの戦いだったのか?
見えないからと容赦しない兄。
おかげでたくましく育ったと今は感謝しているけれど・・・。
3年生の私は、残念ながら、今程の手芸知識は持ち合わせていなかった。。
だから、夏休みの自由研究は、母に連れられて出かけた手芸屋さんで、課題を探すのが定番だった。
今の知識と知恵を持ったまま、小学3年生に戻れたなら・・・。
お菓子の空き箱と端切れを使って、
「サステナブルな作品」作れちゃうもんね。
当時はサステナブルなんて言葉はなかったから、「ガラクタ」で片付けられてしまっただろう。
それならば、やはり昭和になんて戻らなくていい。未来に進むのみだ。
マルチスタンドになるかしら?
そうだ。京都銘菓の空き箱の話だった。
もちろん、チョコレートは個包装なので、筒は綺麗なままである。
この前も、京都のお菓子屋さんの空き箱を使ったっけ。
別に私は京都が好きな訳ではない。
ありがたいことに、お土産やお見舞いにいただくお菓子で、たまたま京都土産が続いた。
それに、 やはり京都の銘菓は、入れ物も洒落たものがたくさんあって、箱もしっかりしているものが多いので、つい取っておいてしまう。
今回の筒状の箱は、そこまでしっかりしてないけれど・・・。
ペン立てになりそうだなと直感的に思って捨てずにおいた。
これを布で包んだら、ペン立てにできるかも・・・。
ペンだけではなくて、お気に入りのヘアブラシやメガネを入れておくにもいいかも・・・。
そんじゃ「マルチスタンド」ってことで・・・。
よし!作ってみよう。
今回、布を貼る前の箱の写真を撮り忘れてしまった。
イメージ的には、チップスターの箱とか、昭和な表現を借りれば、茶筒くらいのサイズのもの。緑茶の茶葉を入れておく、「アレ」だ。
手順もなにもなく、紙の箱の周囲と縁の内側にあらかじめ布用両面テープを貼っておく。
布がわも、祭壇部分を折り込めるように、両面テープを貼っておく。
筒を布で包んで、縁は中に織り込んで。
底面のふちも、両面テープで止めて。
ひとまず形になった。
余ったコットン糸も活用しよう
前作品「ペットボトルカバー」の糸が、あと、すこーしだけ残っていた。
使わなくては・・・。
何の使命感なんだ?
箱の底面が薄く、強度が心配だったので、小さなコースターを作って、そこに敷き詰めてみようと思いついた。
細編みで丸く編んでいき、縁取りは長編み。
サクサク編んで、やっと糸がなくなった。
そこに敷き詰めてみた。
ちょっと大きくて、中に敷き詰めるには勿体無いような気がしてきた。
縁取りの長編みが活かされない。
中に敷き詰めるのをやめて、コースターのように素直に敷いてみよう。
この方がいいかも。
コースターが筒にくっつくように、接着してみた。
これでどうだろう?
今回も完全なる自己満足作品完成である。
せっかくなので、愛用しているブラシを入れてつかうことにしよう。