子育てエンジニアは何を受け止めなければならないのか。
この記事は子育てエンジニアAdvent Calendar2022参加記事です。
自己紹介
娘(小1)と息子(2)がいます。
時短勤務中(6h)です。
ホスティングサービスの開発チームに所属しています。
Forkwellイベント「家族でスクラム」を視聴
Forkwellさんが開催してくれたこちらのイベントを視聴しました。
子育てエンジニアにとって昼休みの時間帯での開催、本当にありがたいです。(アーカイブ動画もリンク先にあります。)
参加した理由はズバリ、子育てをしながら「自分はエンジニアです」と名乗って働いていけるか常に不安だからです。
こちらのイベントで印象に残ったのが、
傾聴すること。パートナーの声に。こどもの声に。そして自分の声に。
そして現状を受け止めること。
といったことです。
視聴時の私のつぶやき。
なんとも歯切れが悪い。
この時の私はたぶん、現状を受け止めきれないでいたんですね。
10年後、20年後、子育てが落ち着いたときに、中途半端な自分に後悔しないだろうかと考えていました。
先輩ママさんへの相談
もやもやを払拭したくて、先輩ママさんたちに相談することにしました。
「私はこの現状を受け止めるべきですか…?」
Aさんの反応。
「死ぬときに思い浮かべるのは、仕事のことじゃなくてきっと家族のことだよ。だから受け止めることは間違いじゃないんだよ。」
その通りだ。
Bさんの反応。
「あなたが現状を受け止めることに何か引っかかりを感じるのであれば、その気持ちに素直になっていい。その気持ちを深ぼっていくべき。」
本当に、その通りだ。
私が受け止めなければならないもの
話すということは気持ちの整理をするのに本当に有効で、先輩ママさんに話を聞いてもらうことで気づいたことがあります。
私は受け止める対象を、趣味や学習の時間、キャリア…「あきらめなければならないもの」だと思い込んでいたのですが、実はまったく違うものなんじゃないかと。
自分の成長を受け止める。
できなかったことももちろんたくさんありますが、様々な制約の中でがんばってきたこともあったはず。
今年の目標だった「ライトニングトークがんばる」は約6回できた。
新入社員のサポーターとなって一緒に業務を行なった。
レガシーシステムのマイグレーションをサポートした。
新規事業創出コンテストにチャレンジした。
それがきっかけでweb3領域のリサーチを始めた。
「あいさつ」チャネルに毎日欠かさずあいさつした。
「あいさつ」は地味だし、誰でもできることだけど、継続となると意外と忘れられがちです。でも、あいさつやリアクションが他のエンジニアのモチベーションにつながることを私は知っているから(私がそうだから)、微々々々々力ながらも意識して続けてきました。
こどもの成長を受け止める。
この1年、こどもたちも自立に向けて成長してきました。
息子の発熱率が減った。
娘が習い事に一人で行けるようになった。
コロナ休園・休校、感染症による休暇取得は依然としてあったものの、こどもたちの成長のおかげで呼び出しは減り、業務の強制中断の頻度はぐんと減った気がします。
毎日元気で笑ってくれているのが本当に救いです。
昨年の目標が「死なない死なせない」という瀕死状態からのスタートだったことを考えると、ひとつひとつ着実にできることを増やしていけているんだと思います。
スクラムの3本柱
スクラムの3本柱「透明性」「検査」「適応」。
イベントでも言及されていました。
もやもや子育てエンジニアのはじめの一歩はきっと、自分やこどもの見過ごされがちな小さな成長を可視化して(透明性)受け止め(検査)、どんなに微力でも行動し続けいく(適応)ことなんですね。
来年の目標
まずは透明性ということで、今までの自分をふりかえる機会を設けたいと思います。
可視化のテクニックなんかも意識して身につけていきたいです。おすすめの方法ありましたらぜひ教えていただきたいです!
そしたら、新しいことにもチャレンジしたいな。p5.jsとか触ってみたいなぁ~。