ヴァーチャル時代における本名必要論
『はじめまして、ゴーゴーケンゴと申します。名刺は持ってないんですが、「ゴーゴーケンゴ」ってネットで検索してもらえると、色々出てくるんで、もし興味持って頂けたら、あとで見てみてください。。』
これが、僕のビジネスマナーです。
どんな、お堅い企業の人でも、名刺交換の場でも、一貫して「ゴーゴーケンゴと申します」と挨拶させてもらってます。
本名名乗るのがイヤだから、「ゴーゴーケンゴ」って名前をつけてるし、
名刺持つのがイヤだから、ブログに僕の正体がわかるプロフ記事を書いてるし、
形式だけのビジネスマナーがイヤだから、フリーランスやってるわけで。
なので、万国共通で「ゴーゴーケンゴ」を名乗ってるわけです。
(バリ島のスタバでも「gogo」と名乗ってます)
こうやって、一貫してゴーゴーケンゴを名乗り続けると、面白い反応と出会えるんですよね。
1つ例を出すと
名前がフィルターになる
ってのがあるんですよ。
だってね、皆さん冷静に考えてみてください。
「ゴーゴーケンゴ」なんて名乗るヤツなんて、イタイ奴に決まってるし、絶対アホだし、胡散臭いに決まってるでしょ?こんな奴信用できないでしょ?
「いやいや、別に名前と人格なんて関係ないでしょ。むしろ、なんでそんな名前にしたか気になるし、面白いやん。」
って、あなたは言うかもしれませんが、世間一般の感覚は上記の方が、おそらく近いんですよ。
つまりね、あなたみたいに目新しいモノや変わったモノを「面白い」と受け取れる感性がある人しか、僕に寄ってこないんですよ。
僕が、なんでも「面白い」と受け取っちゃう感性なので、そういう人たちと絡みたいし、逆に「けしからん!」とか言っちゃう感性の人とは人生の時間をなるべく共有したくないので、寄せ付けたくないんですよね。
ってな感じで、僕は名前を名乗るだけで、このフィルターが発動するので、ゴーゴーケンゴになってからは「こいつイヤな奴だな。。」って思う人とは、ほぼ出会ってません。(出会っても絡まないので摩擦ゼロ)
わかりあえない人って確実に存在するので、そういう人同士は別に干渉しなかったらいいわけで。(僕にとって、わかりあえない人は父親でした。あと5年もすれば、わかりあえると思ってます)
はい。
でね、現代における本名の必要性ってなに?って思ったわけなんですよ。
ちょっと、考えたんですが必要性はゼロです。
自分が本名を使う時って、どんな時やろ?
って思ったら、契約書関係とか、本人証明とか、ぐらいだなって。
それって個体識別番号で十分でしょ?
(牛にもマイナンバーがあるんですね)
自分が自分であることの証明は、マイナンバーで十分なので、名前はブランドみたいな役割しか無いんじゃないかな?
そう考えたら、名前ってなるべく覚えてもらいやすい方が良いし、自分を体現してる方がいいし、想起されやすい方が良くないですか?
本名だと、どうしても同姓同名がいるし、僕なら「ケンゴ」ですけど、僕の周りの人からしたら「ケンゴ」は僕ですけど、僕とそこまで仲良くない人からしたら「ケンゴ」は違う「ケンゴ」が想起されるじゃないですか?
でも「ゴーゴーケンゴ」は世界で僕しか存在しないので、「ゴーゴーケンゴ」って聞いたら、僕のことを想起しやすいですよね。
で、トークンハウスにいると面白いことが起こるんですよ。
「あ、どうも初めまして、ゴーゴーケンゴです」
「あ、ジーコです」
「くまモンって呼ばれてます」
「テクノ大仏と申します」
「ハンマーマサです」
みたいな。
これ、みんな実在する人物ですよ。
対面での挨拶でもこれですよ。
誰もふざけてませんからね。
凄くないですか?
本名ってなんなんでしょうね?
次は、マーケティング視点で見ていきましょう。
あなたは商品開発の仕事に携わったことがありますか?
僕はありません。
でも、あなたがめちゃくちゃ頑張って試行錯誤して全リソースを投入して作った商品があるとします。
どんな名前をつけますか?
商品名が超重要なのは誰でも知ってるハズです。
そりゃ、キャッチーでブランドイメージを体現して、覚えられやすくて、親しみやすくて、想起されやすくて、語呂が良くて、他にない唯一無二の名前をつけようと考えませんか?
めちゃくちゃ頑張って試行錯誤して全リソースを投入して作った商品=あなた自身
と置き換えてみてください。
『商品名=あなたの名前』ですよ。
そう考えると、特に意識もせず何となくで本名で活動してるのは、もったいないと思いませんか?
中身は変わらないのに、商品名を変えただけで、バカ売れした商品とか山のようにありますからね(たぶん)
ブログでも同じですよね。
記事の中身がいくら良くても、タイトルがダメなら読まれませんから。
まぁ、そんなところで戦ってるわけなんで、名前には敏感になりますよね。。
ちなみに、「トークンハウス」というネーミングも同じです。
どストレートでしょ?
「トークンハウス」って聞いたら、「トークン関連」「家関連」を想起できるじゃないですか?
で、こういう、どストレートな名前って早いもん勝ちなんですよね。
トークンエコノミーが、もっと浸透していけば、世間はその時はじめて「トークンってなんぞや?」と動き出すわけです。
その時に、トークンハウスがある程度、浸透してれば「トークンエコノミー=トークンハウス」って勘違いする人も出てくるわけです。
トークンエコノミーの説明にトークンハウスを例に出して喋ってくれる人も増えます。
「トークン」で検索したら、予測変換に「トークンハウス」が出てくる。
って考えたら、コスパ高すぎません?
たかが名前、されど名前。
どうですか?
そろそろ、名前の重要性に気づいてきたんじゃないでしょうか?
で、逆になんで僕は、こんな名前を意識するようになったのかというと以下のような要因がありました。
・ブロガーだからタイトルの重要性が身に染みてる
・自分で事業をつくってきたので、常に名前をつける側にいた
・元々バーテンで、オリジナルカクテルを1000杯以上は作っていたのでカクテルの名前もつけてた(半分テキトー)
・趣味がMCバトルをみることなので韻の心地よさを知ってる
まぁ、好きなんですよね。
名前をつけるのが。
コンセプトとか、要素を分解して、キーワードを並べてみたり、どんな目的で、どんな印象を与えたいのか、どんなニュアンスなのか、ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字、小文字、大文字、まぁ、要素なんて山ほどあるんですけど、それを組み替えながらバチっとハマる瞬間の快感が堪らんのです。
別に、どうでもいい情報なんですが、個人的に好きな商品名は「ポカリスウェット」です。
「ポカリスウェット」って万国共通で「ポカリスウェット」でしょ?
だいたい、どこの国にもありますよね?
でもね、ポカリスウェットって何味か分からないですよね?
ジュースでもないし、炭酸飲料でもな、「清涼飲料水」なんですけど「清涼飲料水」ってなんですか?
冷静に考えたら、全くわけわからんくないですか?
でね、「ポカリ」って、なんやねん!
「スウェット」は、まだ分かりますよ。
でも直訳すると「汗」でしょ?
飲み物につける単語じゃないでしょ?
どう考えても頭おかしいんですよ。
僕が子どものころ聞いた説では「運動してかいた汗を”ポカり”とやっつけるから、”ポカリスウェット”なんやで」だったんですけど、「ポカりとやっつける」ってなんやねん!
で、ポカリスウェットが登場した時って、ポカリスウェットみたいな飲み物ってなかったんですよね(たしか)
じゃあ、そんな得体の知れない飲み物を、少しでも手にとってもらいやすくするために「スポーツウォーター」とか「アクティブウォーター」とかナンチャラウォーター路線にいくかなって思うんですよ。普通なら。
でも、そこでですよ。
得体の知れない飲み物に得体の知れない名前をつけたわけなんですよね。
これは、ギャンブルですよ。
0か100しか無いので。
でも、これで100を勝ち取ったのがポカリスウェットが痺れるところです。
これで「ポカリスウェットっぽい」っていう市場をつくったわけですから。
スポーツドリンクって今では、めちゃ種類ありますけど、その中で哲学を感じるスポーツドリンクはポカリスウェットだけでしょう。
アクエリアスなんて、カンボジアでは炭酸入ってますからね。
まぁ、そんな感じで名前の重要性と僕のネーミングへのこだわりが少しでも伝われば満足です。
で、終わりにしようと思ったんですが、せっかくなんでネーミング案件を募集しときます。
例)
・芸名を考えて欲しい
・サービス名を考えて欲しい
・商品名を考えて欲しい
料金:1万円もしくは10TKC
納期:3日
方法:noteのサポート機能で支払って、TwitterでDMください
※子どもの名前とかは出来ません。
面白そうな話は無料でやるので、提案して頂ければ幸いです。
希望される方は、僕のツイッターからDMしてください。