カンボジアでパスポートと現金を盗られた女子大生が手に入れたモノ。
トークンハウスマガジン25日目。今日はゴーゴーケンゴが書いていきます。
昨日はダイスケ君が『新興国で「ボッタクり」を回避するたった2つの方法』と題して、書いてくれました。
同じ現象を目の前にしても「ぼったくられた!最悪や!」って嘆く人と「いいネタが出来たわ!」ってポジティブに変換する人といますよね。
今日は、そんな話をしていきたいと思います。
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先日、トークンハウスの前で子どもたちと戯れてた時のことでした。
「she is japanese!!」
そう言って、子どもたちが指をさした先にいたのは日本人の女性でした。
え、なんでこんなとこに日本人が?
そう思って、話しかけてみました。
すると、彼女は教育系の大学に通う大学生でカンボジアにはボランティアで数日前に来たと。
しかし、シェムリアップのゲストハウスでパスポートと現金を盗まれて、行くアテを失ってたところ、そこのボランテイア団体の方がプノンペンの自宅に連れ帰ってきてくれたとのことでした。
これも何かの縁だなと思い、後日トークンハウスに遊びにきてもらいました。
そこで2時間弱話したんですが、結論から言うと、彼女はパスポートを失くして良かったよねという話になりました。
彼女がパスポートを失くして、得たものがこちら。
・自分を保護してくれたカンボジア人の家族との繋がり
・周囲のカンボジア人の優しさに感動した
・一生話せるであろうエピソード
・意外となんとかなるという実体験
・お金では買えない体験
・トークンハウスとの出会い
ようは、パスポートを失くしたからこそ出来た体験の感動の方が、失くさなかった時より大きいということなんですね。
彼女はどっちでも選べたと思うんです。
「最悪。カンボジアなんて2度と行きたくない。」
と
「失くしたからこそ、出会えた人や感じたことはプライスレス。」
と。
どっちを選ぶかは彼女自身なわけで、どっちを選んでも賛同者はいるでしょう。
そこで、彼女が選んだのは後者だったわけで、僕もきっと後者を選びます。
人生はこういった選択の連続だと思うんですよね。
どっちでも選べる。
あとは自分次第。
それなら、ハッピーな方を選びたいじゃないですか?
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このマガジンでは「海外シェアハウスの作り方inプノンペン」と題して、実際にシェアハウスを作るまでの過程を発信していきます。
実際にどんな感じで作っていってるのか?
日々どんなことを感じてるのか?
そんなことを発信していけたらなと思ってます。
ちなみに、このマガジンの編集者はゴーゴーケンゴと植木大介で書いていく予定でして、Twitterでもカンボジア情報を発信してるので、是非フォローして頂ければ嬉しいです。