ヤバ客②〜終わりなき戦い〜
さて、先日お話したのはまだ序の口のお話。夜職始めたての私はこれを圧倒的に超えるヤバ客に出会うとは知る由もないわけである。
えー今回は当時の実際のLINEのスクショがあり、世の中何があるかわからないのでLINEのスクショからは有料にさせていただきます。
私の夜職の経歴は
ガールズバー①
↓
ガールズバー①の黒服
↓
ガールズバー②
↓
②が移転
↓
②がコロナ禍により閉店(給料はもらえず)
↓
キャバクラ
↓
クラブ
となるわけだがやはり客の質でいうとガールズバーは低価格な分客室も悪くなる
働き初めの頃は客をなんとか掴もうとアフターでカラオケに行ったが逗子三兄弟をひたすら聴かされ一曲も歌わせてもらえないまま帰ったこともある
今日はガールズバー②で会ったスキンヘッドおじの話をしようと思う。
顔は千と千尋に出てくるオイオイいう顔の髭なしバージョンって感じですね。
もう少し茹でタコ感はある。
清潔感はある。
50過ぎのおじである。
最初は私指名ではなく他の子が指名だった
まず最初にやばいと思ったのが
ブランデーの烏龍茶割を常に飲んでる
なにその飲み方、聞いたことないんですけど。
次に指名されてる友達から見せてもらったLINEの名前が『バキ』。
定期的に聞こえてくるのが刃牙の熱語りである。
呼んだことはないけど刃牙に割とぶっ飛んでるイメージを持ってた私はちょっとやばいやつなんかなと予想
しかもLINEのアイコンがバキならまだわかるが
LINEの名前がバキなのである。
臭うぜぇぇ!!!やべーやつのニオイがよォ!!!!
おっと失礼。話を戻します。
夜の店でのあるあるが話題が減ってくると仲のいい女の子をヘルプ呼んで話題を膨らます技法。
私は最初の指名の子と仲が良かったため呼ばれて話題に入れてくれることがしばしばあった。
ドリンクは出していただけるのでこちらにも少なからず得はある。
お店にもよるが基本的なルールとして指名変えはあまりよしとされていない。この界隈で1番揉めるのは指名変えだからだ。客が指名替えをすることで喧嘩になって不仲になる女の子達をたくさんみてきた。
しかし当時のお店はみんな仲良かったし、そのスキンおじは指名替えをよくするのでみんなはあーまた変えたかくらいにしか思っていなかった。
まあ、異例である。
そして地獄の瞬間は訪れる。
🧑🦲「俺は君のことが気になっているのかもしれない」
いや気のせいだろ。いやいやいや間違いだろ。勘違いだよそれ。
とは言えず、あっさりと次の指名替えで私の順番が回ってきた。
この時まではまあよく来店してくれるし悪い人じゃないな、会話もしてくれるし、ドリンクも無理なく出してくれる。
しかし要所要所で心配なワードが出てくる
🧑🦲「俺生活保護でさあ、今はアルバイトで学童やってるんだけどいつかでっかい夢叶えてやろうと思って」
生活保護のお金ここで全部使ってない???大丈夫???
ワイ「学童どれくらい入ってるんですか」
🧑🦲「週2くらいかな。もっと入りたいんだけどなかなか入れてくれなくてさ。」
……うん、、、まあ、そうだわな。
大丈夫かこのおっさん。
とまあ大丈夫かポイントは貯まりつつあるがそれなりに会話しながら楽しく飲めるのでまだいいかなと思い連絡先を交換した。
ワイ「今は昼古着屋のアルバイトもしてるからあまり返信できないしLINEもあまり好きじゃないから冷たいかも!ごめんね先に言っとく!」
🧑🦲「いいじゃん!!いいよ全然!」
なんだ普通の人やんけ安心した。
飲み物だけが変な人なんだね。
その夜スキンヘッドおじはヒステリックメンヘラスキンヘッドおじへと豹変するのです……
えーそれでは当時のラインをご覧いただきましょう。
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