たまにはドラマの主人公のように。
先日、見知らぬ方に道を聞かれ
知らなかったので正直に
「ごめんなさい、知りません。」と言うと「何で知らないんだ!」と怒られました。
日頃の疲れも重なったのか、
つい感傷的になってしまい
じわっと涙が出てきました。
これはいかんと思ったので、
“そんな感じで始まった今週
こんなことが起きた。
まだ水曜日なのにコナンが始まるのを
テレビの前でずっと待っていた私、
身に覚えのないアザが身体中にできた私、
扇風機の首振りに押されて転んだ私、
そんなこんなをこれから詳しく説明します。”
という感じで、
ドラマ大豆田とわ子と三人の元夫みたいな
ナレーションを付けることで
悲しい気分をちらし、
心を鎮めながら帰路に着きました。
大豆田とわ子の中で一番好きな登場人物は
市川実日子さん演じる
とわ子の親友かごめです。
市川さんが演じるとどんな変わった役も
すぐそばにいそうな気になります。
役者さんって本当にすごいです。
自由であり、孤独でもあるかごめ。
いつかあんなパーマをあててみたいと
密かに思っています。
それに、あんなパーマをあてていたら
道を答えられなくても怒られなかったかもしれない。
(まだちょっとクヨクヨしている。)
予想外のことが起きて慌てたり悩んだり
なんらかのショックがあった場合は
一度頭の中を関係ない方向へトリップさせるのが良い気がします。
昔からよく言う人前で緊張したら周りを皆じゃがいもと思えというのは
一旦バカなことでも考えて笑ってしまおうよという意味もあると思うんです。
そうやってふっと力を緩められたら
息もしやすくなりますしね。
じゃがいもって芽の具合で
人の顔に見えないこともないので
昔の人は上手いこと言うなと思います。