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道路工事の脇を通ると作業員から必ず台湾語で声をかけられる。
自宅近所の裏路地が工事で遮断されていて、歩行者も通れそうもなかったので、立ち止まり呆然としていたら、ショベルカーを運転し作業していた人に「Lí beh kòe--hioo?(通りたいの?)」と聞かれた。このように僕は工事現場で働く人からもよく台湾語で声をかけられる。ビルの工事現場や道路の工事現場で働いている作業員たちが話している言葉に耳を傾けると、ほとんどといっていいほど台湾語で会話している。建設会社から派遣され、監督をしたり、指示を出している人たちも現場の作業員の人たちには台湾語で指示を出している。だから現場付近を通る住民や歩行者たちに対しても台湾語で注意を呼びかけたりする。相手が女性だったり、若者や外国人だったら台湾華語(台湾式の中国語)で声をかけると思うが、相手が中年以上の男性で、中国から移民した人に見えなかったら、自然と台湾語で話しかけるのだろう。僕は声をかけられる時は必ず台湾語なので、やはり年配の台湾人男性だと思われているようだ。