乾麵(カンミェン=汁無し和え麺)にするか湯麵(タンミェン=スープ麺)にするか?
今朝、妻に乾麵(カンミェン=汁無し和え麺)にするか湯麵(タンミェン=スープ麺)にするか聞かれ、乾麵(カンミェン)と答えたけど、どっちを言ったのか区別できないと言われた。それで台湾語でタァミィ(乾麵)と伝えたのだが、中国語発音の後半部分のanとangの発音の曖昧さだけでなく、発音の長短の影響もあるのでは?と指摘された。ちょっと長めに発音すると乾が湯に聞こえ、ぱっと素早く中国語で乾(カン)と言えば通じやすいようだ。妻が言うには頭の音が有気になるか無気になるかよりも、後半の鼻音が強いか弱いかが聞き間違えられる原因になリ、少し長めに発音すると鼻にかかりやすくなるようだ。僕は未だに中国語の乾と湯の区別を明確にできないので、外で麵を注文する時には台湾語で注文するようにしている。
実は乾麵の発音を濁音でガンミェンと発音する日本人が非常に多い。無気無声音のカンが発音できなくても、濁音のガンを代用すれば通じるからだ。でもこれは日本人訛りの典型的な特徴となるので、僕は使いたくない。日本人向けの韓国語の参考書には無気無声音を発する時には頭に促音のツがあると想像すると、うまく無気無声音が出ると書いてある。それでカナ表記もッカと書いてあったりする。これに習えば乾麵のカナ表記はッカンミェンになる。