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清華大学入学式:未知なる旅路へのスタート

入学式と最初のモジュール:清華大学での衝撃と学び

EMBAプログラムの第一歩は、清華大学の歴史ある講堂「清華大礼堂」での入学式から始まりました。ここでは、入学式当日の様子と、その後の学外活動を振り返り、初めての体験から得た気づきやカルチャーショックについてまとめます。


1. 清華大学での厳かな入学式

入学式は清華大学のシンボルともいえる「清華大礼堂」で行われました。この場所には103年の歴史があり、清華大学のランドマーク的な建物でもあり、その建物の佇まいだけで歴史の重みを感じます。トップ画像が大礼堂になります。

当日の流れ

  • 受付と写真撮影
    経営管理学院のビルで受付を済ませ、同級生と挨拶。事前にリンクドインで繋がってはいたものの、ほぼ全員初対面のため、お互いの自己紹介を兼ねたアイスブレイク的な会話が続きました。

  • 入学式本番
    式は約2時間で、校歌斉唱、学部長や生徒代表の挨拶、教授陣の紹介などが行われ、厳かな雰囲気の中進行しました。式は全編中国語で進行され、外国人には通訳のレシーバーが配られましたが、だいぶ端折られた内容かつ時差あり通訳となっており、全体の6割くらい理解できるという感じでしょうか。スクリーンに出される中国語(漢字)を見て内容を想像しながら聞いていました。
    ちなみに、開始直前に迷った末トイレに行きましたが、トイレはおそらく長期で改修されていない様子で、なかなか衝撃的な状態でした。すみません、本当にここで合っていますか?って確認したくなるレベルです(詳細は割愛しますが、都市伝説に近いレベル笑)。
    トイレネタは色々あるのでまた別記事にします。

  • オリエンテーションと他己紹介
    入学式後はクラスルームに移動し、オリエンテーションに参加。INSEAD、清華大学両学部長のお話を伺ったり、二人一組で他己紹介を行いました。この人たちとこれから一緒に勉強するのか~皆頭良さそうだな~楽しみだけど緊張するなぁなんて考えつつ眺めていました。全編英語の進行に少々緊張しながらも、無事に初日を終えました。


2. 学外活動:カルチャーショック満載の2泊3日

翌日から始まったのは2泊3日の学外活動。場所は北京郊外、万里の長城近くの施設で、TIEMBAだけでなく清華大学の他のEMBAプログラムの参加者も加わり、総勢200名ほどが集まりました。

予想以上に体育会系のチームビルディング

翌朝から始まった活動は「いかに仲間と協力して困難を乗り越えるか」をテーマにしたもので、内容はかなり体育会系。例えば:

  • ネットを通過する謎アクティビティ
    40センチ四方のネットをメンバーが接触せずに通過させる、というルール。皆で協力して一人の人間を持ち上げ、ネットを通過させ、逆側から受け取り地上に降ろす、という作業。ネットに触れると失格という厳しさ。男女、人様の身体を触るし触られるしという。。
    「私はなぜほぼ初対面の人たちとこんなことをしているのだろう」とふと疑問がよぎる瞬間も(笑)。

  • 巨大太鼓とボールの謎アクティビティ
    チーム全員が紐で繋がれた巨大な太鼓を持ち、ボールを何回弾ませられるかを競うアクティビティ。
    この時は私自身、あまり意義とか意味とか考えず、心を無にして参加していました笑。
    それが良かったのかわかりませんか、練習時は全く成功しなかったのに、本番では歴代最高記録を達成!チーム全員で喜び合った瞬間は、心に残るものでした。

万里の長城ハイキング

最終日は万里の長城でのハイキングレース。りんご、水、軽食が入ったナップサックを一人一つずつ配られ、お揃いの清華大ロゴTシャツを着て、早朝に体操をしてからスタート。
連日のアクティビティであまりの疲労で皆競争心は薄れ、もはや仲間と自然を楽しむただの普通のハイキングになっていました。笑


途中でドラゴンボートなるものに乗って他チームと競争しました。これがあのドラゴンボートか〜と思いつつ、掛け声に合わせてボートを漕いでました。

ボート上でバランスを保つのが難しかったです


謎アクティビティが続きましたが、この活動を通じて得たのは、「困難を乗り越えるために仲間を信頼すること、オープンになること」の大切さ。かもしれません。
全体的に中国特有のカルチャーを感じる内容で、印象深い時間を過ごしました。


3. クラス代表と委員会の決定

学外活動の最後には、クラス代表と委員会メンバーが決まりました。代表は男女1名ずつ投票で選ばれ、クラス委員は立候補制。クラス代表に選ばれた二人は、体育会系活動の2つのチームを率いていた二人で、まさにこの二人がリーダーにふさわしい!という皆納得の抜擢でした。

余談ですが、衝撃的だったのが、学外活動で宿泊していたホテルの外にずら~~~っと高級車が並んでいたこと。清華大学EMBA参加者お迎えのお車とのことですが、圧巻でございました。


まとめ:未知なる旅路へのスタートを切る
清華大学での入学式と最初のモジュールは、期待と緊張、そしてカルチャーショックが入り混じった濃密な時間でした。出会ったばかりの仲間と協力し合いながら、これから始まる長い旅路への心の準備ができたように思います。

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catlover
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