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FIRE後に資産が漸減することに耐えられるのだろうか?事前に準備できることは何?
こんにちは。アメリカで働いている55FIRE駐在員です。現在50歳。5年以内のFIREを目指しています。
55歳でFIREに踏み切るための条件を書き出しています。最初に作った条件はこちら。
この条件にさらに一つ加えることにしました。加える条件はこちら。
「資産の減少に耐える精神力があること」です。
継続的な資産減少は未経験
FIRE関連のnoteやブログを読んでると、仕事を辞めたあとに資産が減っていくのを見ると、平常心を保てないとのこと。
この観点はすっかり見落としていた。今までは仕事をしながら資産を増やすことに注力していたので、継続的な資産の減少は未経験。
とくに株式市場の下落局面は精神的にキツそうだなぁ。
私は月々50万ずつ取り崩すつもりでいるので、かなりの精神力が要求されそう。
取り崩しシミュレーションでは100歳近くまで資産が持つ結果が出ているとはいえ、実際に実行するときは動揺しそう。
資産の減少を受け入れて「ゼロで死ぬ」を実行できる人はすごい。
どうなったら条件クリアなんだ?
資産の減少、とくに暴落時に自分の気持ちが耐えられるかどうかって、どうやってFIRE前に確かめるんだろう?
今まで何度か暴落を経験したけど、毎月お給料もらえてたから大きな精神的ダメージはなかった。
今のところこの条件クリアの明確な答えは無し。困った。
なにか準備できる?
準備できそうなことを思いつくままに書いてみる。
高配当ETFで新NISA?
高配当系のETFなら株式市場の下落局面でも精神的には楽かなぁ。
VYMで全部の新NISA枠を埋めてしまうのはどうだろう?気持ちは楽になるかも。
妻の新NISAの枠もVYMで埋めるつもりなので、夫婦合計で3600万円分のVYM。
これだけあれば安心できるかな?
定率の取り崩し設定?
証券口座を見ないようにするのも有効かも。FIREしたら定率の取り崩しを設定して、あとは証券口座のアプリを消してしまえば感情とは関係なく毎月お金が入ってくる。
サイトを見ないようにすれば狼狽売りに走るようなことはないはず。
保有資産をオルカン一本にしちゃえばもう何も考えなくていいし。
ドル建てで運用?
今の米国の証券口座って、一日に一万ドル変動することもざらにあるんだけど、ほとんど気にならない。
ドル建てだからかなんか現実感がない。
在米10年になるけど、ドルで払うときと円で払うときの感覚が未だに違う。
10ドルの水筒は簡単にポチることができるけど、1500円の水筒だとなぜか躊躇してしまう。
と、いうわけで帰国後もドル建てで運用を続ければ資産の減少に鈍感になれる気がする。
まとめ
どうやったら条件クリアできたか判断するのは難しいなぁ。
今回はFIREに踏み切るための条件リストが改善されたと、ポジティブに考えることにします。
以下が最新版。全部の条件が55歳時点でクリアできていたらFIREに踏み切ります。
最低保有資産:合計1億
インデックスファンド:8000万円
現金:2000万円
FIRE後の予定収入:資産収入以外に月々5万円稼ぐ目処がたっていること
健康状態:持病がないこと、週に3日程度働けるぐらいには健康であること、趣味のスポーツが楽しめるぐらいに健康であること
家族:我が家がFIREに踏み切ることに家族全員が納得済み
趣味(スポーツ):コミュニティに溶け込んで楽しめていること、FIRE後も続けられる準備ができていること
(new!)資産の減少に耐える精神力があること