Stud 8の基本戦略 基礎知識編
どうもこごろーです。
今回はStud Hi/Lo 8 or betterについての記事になります。
最初は取っ付き難いゲームだと思うかもしれませんが、実はかなり人気のある種目です。
近年国内でもTriple studのトーナメントなども開催されていますので、ここで理解を深めてトーナメントにも挑戦してみましょう!
例のごとくルールについては木原noteをご覧下さい。↓↓↓
https://kihara-poker.hatenablog.com/entry/2018/07/15/143218
でははじめます。
カードの価値
Stud8に限らず8 or betterのゲームではAの価値が非常に高くなります。
ハイでは最強のカード、ローでも基盤となるカードになりますので、持っているだけで両方とも強くなります。
逆に価値の低いカードとしては9やTが挙げられます。
ローとしては使えず、ハイもそんなに強くない不遇のカードです。ドアカードで見せているだけでかなり参加しづらくなります。
基本的にローの作れない9~Kはゴミと覚えておけば大丈夫です。
ちなみに、Stud Hiとは違って2や3が良いカードに分類されます。
ブリングインはローカードからなので2がブリングインするのですが、ずっとフォールドで回ってきてそのままウォークする事が良くあります。
ドアカードについて
ドアカードに見せているカードはとても大切です。
前述の通りA〜8は良いカード、9〜Kは悪いカードです。
後ろに9やTを見せているプレイヤーが居ればかなりの確率で降りそうだなとか、Aやローカードばかりならスチールはあまり通らなさそうだなと判断するのです。
Stud系のゲームを行う際にドアカードをしっかり覚えなさいとよく教わると思います。
しかし始めたての頃は一気に全部毎回覚えるというのは中々大変ですし、前のハンドの事を考えていたりして覚えるの忘れてた!なんて事もよくあります。
そんな時は自分のハンドを見るだけでなく、せめて自分より後ろにいるプレイヤーのカードだけでも意識を配るようにしてみて下さい。
ローカードが何人居るのか、Aが居るのか、9やTなど弱いカードを見せているのか。どれくらいスチールが通りそうなのか。
大切そうなカードは一応覚えておく。
最初はそれだけでも充分だと思います。
ローとAの価値
このゲームにおいて大切な事はローがあるかないかで非常に大きなエクイティの差が生まれる事です。Aがあれば尚更差は広がります。
ハイのみのハンドに対してロードローのあるハンドがどれだけ有利か少し見てみましょう。
ハンドの下に書かれている赤文字のEvに注目してみて下さい。
ロー側のハンドは237rとストレートもフラッシュも作りづらく、StudHiでは最弱ハンドと言っても過言では無いハンドですが、そんなハンドでもKJTに対してフェイバリットです。
QJTの3枚スートでようやく少しフェイバリットになりますが、それでもほぼフリップです。StudHiにおけるプレミアムハンドなのにです。
では更にロー側にハイにも使えるAを加えてみるとどうでしょう。
更に差が広がりKJT側は40%しかありません。QJTも47%です。
ローやAが与える影響というのはこれ程大きいのです。
じゃあ強いハイはローが作れないから弱いの?というと実はそんな事はありません。
後述しますがKKやQQは普通に強力ですし、ハイカードがあっても3枚同スートのハンドも2枚ローカードが絡んでいたりするとスチールに行く事が出来ます。
しかしStudHiとは違い、KQJ、KJTなどのハンドはプレイしない事を推奨します。
以上の例でStud8では強いハンドを再定義する必要がある事が分かりました。
次に解説するスターティングハンドを読んで、どのようなハンドで参加するのが良いか考えてみましょう。
スターティングハンド
ここで紹介するスターティングハンドは大体どのポジションからもコンプリートで参加出来るようなハンドを紹介しています。
基本的にはローを作りやすいハンドで参加します。
このゲームはどれだけローカードを集められるかが勝負になるといっても過言ではありません。
また、このゲームではブリングインしているプレイヤーが実は強いハンドだったという事が普通にあり、Razzのように簡単にスチールする事は出来ません。
よってレイトポジションからでもある程度強いハンドでスチールしにいく事を推奨します。
ハンドのタイプ別で強い順に並べると、
ロールドアップ
AA+ロー
ローカード3枚のスーテッドコネクター
AA+ハイ
ローカード3枚のスーテッド
88+ロー
77+ロー
ローカード3枚コネクター
ベストペア(KK,QQ etc)
A持ちローカード3枚
A+ロー+ハイのスーテッド
ローカード3枚
ロー2枚+ハイ1枚のスーテッド
ローペア+ロー
後ろに自分より高いカードを見せている人が2人いるときのビッグペア
このような順番でイメージして貰えると良いと思います。
要所のハンドを以下で少し解説します。
ロールドアップ
AAA 999 etc
解説不要なくらい非常に強いです。とにかくレイズして下さい。
AA+ローカード
AA2 AA3 etc
Stud8において最強クラスのハンドです。
上にはロールドアップしかいないと考えてください。
下のペアハンドやロー3枚に対しても大きくフェイバリットを取れます。
3rdでしっかりとレイズしてポットを膨らませましょう。
ミドルペア+ローカード
887 772 etc
8や7のペア+ローカードという組み合わせは実は非常に強力です。
ハイも88のみで勝つ事がそこそこあり、かつローも狙いに行けます。
A25のようなハンドに対してもフェイバリットで、ロードロー2人などのマルチウェイにも強いのがこのハンドの良いところです。
注意したい点としては、強いハイペアのハンドとぶつかった時多少アンダードッグになってしまいます。
例えばドアカードがQやKのプレイヤーが先にコンプリートしている場合、QQやKKの可能性が高くあまり嬉しくない状況になってしまいます。
それでも3rdの時点でKKJなどに対して約45%程はあるのでプレイ出来ます。
しかし同じミドルペアでもローの無い889などはKやQのコンプリートには素直に降りましょう。
ベストペア
KK2 QQ3 etc
ベストペアとは、他のプレイヤーのドアカードよりも高いペアを持っている状態を言います。
例えば自分以外のドアカードで1番高いカードがTの場合、JJxを持っているとそれはベストペアになります。
KKやQQのような高いペアハンドはローが作れないため弱そうに感じる人も居ますがそんな事はありません。
ローカード3枚のハンドがローを作りにいくためには最初の3枚+ペアにならないローカード2枚が必要になりますが、ローカード3枚からスタートしても最後までローが完成しない事が約50%あります。
A23のようなハンドに対してもフリップで、相手が4thでハイカードを引けばかなり有利になります。逆に相手にローカードを引かれても4thの時点ではエクイティはそこまで落ちません。
相手のドアカードがAの場合は少し慎重にプレイしましょう。自分がベストペアの場合はしっかりコンプリート、2betをしていきましょう。
上記の例のKK2でいうと、プレイの仕方もドアカードがKなのか2なのかで大きく変わってきます。
ドアカードが2の場合、途中までローっぽく振る舞い、お互いハイカードなど都合の悪いカードが落ちた時に正体を表したり、相手がローカードを引き続けてこちらがハイカードばかりの場合はチェックコールして降りないようなイメージです。
細かい話になってくるので詳しい解説はここでは割愛します。
ローカードのコネクター
345 456 etc
ロー完成を目指しやすく、プレイしやすいハンドです。
5thまでにハイカードしか引けずロードローすら付かなかったら素直にフォールドしましょう。
5thや6thの時点でローが完成し、かつオープンエンドやフラッシュドローがついている形を目指すのが理想です。
A+ローカード2枚
54A 82A etc
Aがある事によりAがペアになった時ハイも狙いやすくなります。
Studゲーム全般に言える事ですが、強いカードは後ろに隠れていた方が都合がいい事が多いです。
ドアカードがAの場合、途中でAを引くとペアがバレてしまいますが、ホールカードにAがあれば途中でAを引いてもミドルペアやハイペアのみのようなハンドが最後までコールしてくれる可能性が高まります。
ローカード3枚
247 368 etc
標準的な参加ハンドです。
ローを目指しながら8や7などの高いカードがペアになったりストレートが完成するようなカードを引く事を祈りましょう。
基本的なプレイ方針は上記のローカード3枚コネクターと同じような感じで5thまでにロー完成もしくはロードロー+ペアやストレートドロー、フラッシュドローなどを狙い、何も引けなかったら降りるような感じにしましょう。
ハイ1枚+ロー2枚のスーテッド
K32s Q42s etc
弱めのハンドですが、ミドル〜レイトポジションあたりからスチールを狙うにはいいハンドです。
2betが先に入っていたり、欲しいスートがドアカードで大量に見えてしまっている場合は素直に降りましょう。
参加した場合5thまでにロードローもしくはフラッシュドローにならなければ降りましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
余談ですがStudゲームの中では断トツで人気のこのゲーム、ラスベガスの近代ミックスでも数少ないStud系ゲームとして取り入れられており、Super Stud 8/bとしてプレイされています。
このゲームではホールカードが最初に4枚配られ、4thに進む前に2枚捨てるため強力なハンド同士がぶつかりやすくなります。よりエキサイティングなゲームですので気になった方は調べてみてお友達とプレイしてみてはいかがでしょうか。
実践編も製作中ですのでお楽しみに。
ではまた!