noteを書くならまずキーボードが必要だろうと

何から書けばいいのか。真新しいタブレット用のキーボードが届いたときには、あんなにうきうきしていたのに、いざ書き出すと、手が進まない。

この数年、私の生活は混乱の連続だった。今も出口は見つかっていない。でも、いいことも悪いことも長くは続かない。日々変わっていく生活を受け止めて、少しずつ前へ進んでいけたらいいな、と思っている。

そのために買ったのが、キーボードだった。文章にしていったら、少しは頭が整理されるんじゃないか？あまり深く考えずにネットで買ったワイヤレスのキーボード。届いたら、予想以上に心がおどった。

経験はないが、長く音楽を学んで、なんらかの理由で諦めた人が、久しぶりに楽器を手にしたら、こんな気分になるのではないだろうか？

若いとき、私をいつも支えてくれたのが文章だった。本を読むことや、友達とメールをして励ましあうこと、そして日記をつけること。一時期は、ライターのような仕事をして、お給料をもらっていた時期もあった。

結婚し、３人のこどものお母さんとなって、しばらくは、ゆっくり本を読む時間も、日記を書く余裕もなくなっていたが、やっと自分を取り戻さねば、と、目が覚めたのだろうか。

今の私の目標は、自分で自分を支えることだ。それには文章の力が必要な気がする。いま、私を支えてくれているたくさんの人たちに、元気な姿を見せられるように、そして、私が生きていてよかったと思えるように。何が変わるか、何も変わらないか、分からないけれど、今は自分が紡ぐ言葉に、頼ってみたい。