リトリート、その後の 気づきと学び
リトリート直前、義父の緊急入院
京都行きまで一か月をきったある日。義父がICU入院、家族も面会できない状態に。いつでも駆けつけられるよう、泊まり込みの準備をして義母からの連絡を待ち続けた。
幸い容体も落ち着き、数日後には義母ら家族と病院で情報共有。
リトリート初日の一週間前には、短時間ながら義父と面会もできた。
「良き嫁でなければならない」スイッチオン状態が続いた。
「だいぶ無理してるでしょ?京都でリフレッシュして来てね」
オット氏がかけてくれた言葉。いやいや、無理なんかしていない。嫁として家族の一員として、当たり前のことしかしていないと返す私。
無理していたと気づいたのは京都に到着してからだった。
直前まで迷いに迷ったが、義父の容体もだいぶ落ち着いているし、まだ入院中で具体的に出来ることがない状態なのもあり、参加を決めた。
新幹線の中では、京都での時間を自分にプレゼントできることへの喜びを味わうようにした。
豊かさに目を向けるための「個人課題」
リトリート初日、3つのグループ分けがされ「結(ゆい)」というグループ所属に。この時点では、グループ分けの妙と素晴らしさに全く気付いていなかった。
yujiさんから、豊かさに目を向けるための個人課題が一人ずつ発表された。
私が言われたものは以下通り。これは…そういうことか、ピンと来るものがあった。
グループのテーマ
続いて、MOTOKOさんのワーク時に伝えられたグループのテーマ。
初日から耳が痛い。身に覚えがありすぎた。
まさに直近で無理をして「嫁としての役割」を生きようとしていた。
個人課題の答えあわせ
2日目のyujiさんタイムの際、何でも質問OKということに。自分なりの個人課題の解釈があっているか伺うことができた。
「力の使いどころを学ぶというのは、こういうことでしょうか?」と問う私。「そうです!手抜きを覚えましょう!」間髪入れずに仰るyuji大先生。
「やっぱりかぁーーー」上記の野球話は、過去に上司から言われたお言葉。
海外現地法人でのジェネラル・コーディネーター(という名の雑用)で、日本の本社からあれこれ飛んでくる依頼・指示を何でもかんでも即!全力対応!しようとして、できなくて空回ってばかりいた苦い記憶が蘇った。
手抜きとフルスイング
手抜きを覚えることはリトリート初日から始まっていて、毎日が学びの連続だったと、振り返って改めて気づいた。
お店さがし~予約~道案内~場の空気和ませトーク…。
お任せしていた。それも、全く気を遣わずに。
「申し訳ない」ではなく、自ら進んでやってくれる人への感謝だけがあった。
そして、打席が回って来た。
3日目のお楽しみ会で、各グループごとに代表者が前に出て振り返りや学びなど感想を発表することに。
私よりもっと適任者がいたが、皆から「れいなが行って!!」と後押し頂き、「そうか、今が力の使いどきか!!」と前へ出た。
MOTOKOさん、yujiさん、井出さんと錚々たる方々に囲まれたが、なぜか1ミリも緊張しなかった。YouTube配信もされていたというのに。
何を喋ったか、正直覚えていない。とにかく、出番が終わって自席に戻ったときに、結の皆がわーっと抱きしめてくれて、褒めてくれたことが嬉しかった。どうやらフルスイングできたらしい。
1か月後、ギロッポンにて
とにかく結の皆とは、ずっと前から会うことになっていた気がしてならない。他にも自慢したい聞いてほしい感動エピソードが書き切れないほどある。ほぼ毎日グループLINEでやり取りし、気づきと学びの連続だ。
リアルで会いたい気持ちが募りすぎて、関東在住組をお誘いした翌日に集合できた。「上」の采配としか思えない、集合っぷりだった。
手抜きとフルスイングを学ばせてもらっていたのに気づいたのは、この時。
リトリートの最中は、毎日やってくる気づきが濃すぎて多すぎて、処理しきれていなかった。
美味しいチョコレートケーキを頬張りながら、フッと思ったのは。
「ねばならない」からの解放、自分を縛るルールから自分を解放してやり、自然体で過ごすこと。そうすれば、「課題」は自ずと解決できるのでは…?ということ。
「良い嫁」卒業宣言
結East(関東チーム)との、最高に楽しく・濃い時間を過ごした晩。
帰宅したオット氏に、おもむろに私は告げた。
「良い嫁、やめます。無理するの、やめます。でも、ここぞ!という時は全力で自分にできることをやります。」
オット氏も穏やかな笑顔で「そうしてください」と言ってくれた。
こんなこと、リトリート前の私だったら言えなかった。その発想がなかった。
しつこい感謝状
これは結メンバーで会話する度に、皆が口々にする言葉。
「yujiさん、MOTOKOさん、QUANTAの皆さんに感謝しかないよね。
何回でも良いたい!!本当に素晴らしいリトリートを開催してくださって、魂を削っての大変なグループ分けをしてくださって、沢山の学びをいただいて、本当にありがとうございます!!!!」
京都での3泊4日のリトリートは終わったが、一人ひとりの変容と学びはずっと続いているし、続いていくと思う。
自分の人生に、欠かすことのできない時間と出会いだった。
どれだけの愛を与えてもらえたことか。感謝してもしきれない。
QUANTAリトリートを必要としている方に、一人でも多くの方に、その素晴らしさを伝えたい。参加してほしいと心から思う。
以上のことから、不定期で一方的、しつこいが何度でもQUANTAリトリートに関わってくださった方々への感謝の気持ちを発信していきたい。
関係各位、なにとぞご容赦くださいませ。
あ、迷惑だったら教えてください、こっそりと…(凹みやすいので笑)。
サポートいただけたら、感謝感激雨霰でございます!現地調査に活用させていただきます!!