闇(しじま)と光(かたち)
痛いくらいじゃ物語は終わらない
この痛みの使い方
活かし方ってもんをわかるまでは
追いかけ回されるもんさ
運命はイタズラなやつじゃなくて
心と名付けたとこより深いとこ
無意識のとこで繋がってる
ほんとの願いは何?と問いかけて
その答えを表面の自分にも
理解させようとしてくれる
舞台は整っている
あとは
表面(我)との戦い
敵とみなしているのは
表面(我)のほうだけで
運命は
表面(我)も
ほんとの自分も
平等に無条件に愛してる
今日もただただ
深淵の闇(しじま)は
光(かたち)に愛を教える
運命とまざりあい
言葉という器に閉じ込めてしまわないで
大きなままの優しい無形(愛)を
辛いのは表面が固くなりすぎて
物語が見えていないからだ
自分を逃がすことと守ることの違いが
わからないから選ばずに抵抗して
疲れてしまったんだ
心配しなくていい
幾つまで生きるかなんて
運命やこの世の仕組みの数式が出す答えに任せればいい
人より偉くなんてならなくていい
君にしかないテーマが魂にはちゃんと持たされている
それをやるんだ
意識は出来なくても
無意識は全部知っている
奥と表面のズレが大きいほど
苦しいことは多くなる
でも表面を責めても答えとはならない
表面を責める『何か』を肯定すれら
それは新たな表面に成り代わるだけ
そういう終わりのない後だしじゃんけんを
失敗したことではなく
懸命さを愛せない地獄を
終わらせられるのは
ほんとの自分だけ
覚えてはいないだろう
でも君が覚えていない小さな時
君を動かしていたのは誰か?
それが『ほんとの自分』
しじまの自分と
かたちの自分が混ざりあい
世界という物語を駆け出した
何のため?
問うてもいい
でも
せめて小さな言葉に閉じ込めるのはよせ
誰もいない
君だけだ
君だけが見えてる世界を
観てた世界へと帰せる
何もかもが無駄に思えても
頑張った自分に申し訳なくなったり
頑張ってる誰かを見ていたら
いてもたってもいられなくなった
言葉に出来ない衝動にも似た『エネルギー』
そこのいるよ?
ほんとの君が
くだらなくするな
君のもんだ
世界の有り様は君のもの
目になにも貼りつけるな
無い色がついてします
君だけの世界を観よう
しじまと混ざれ
魂も
心という間も
表面も
一緒に
『ここ』は
ただの望みの叶え場所
『今』とは
ただの視点
視点から意識をはずすな
あっという間に消えてしまうぞ
欲しいは視点という一点を
スクロールしてく
なんのヒントもなく
恐いを踏み越え
傷ついてしまって
何かが嫌になっても
それでも
『ここ』に
『今』に
立ち続ける君は強い人
だから大丈夫
力まなくていいんだ
ちょうどああ加減ってもんがある
焦ることもない
何とも比べるなくていい
装飾なしの君でいい
カタチの無い君で
物語といっぱい遊んでおいで
主人公
君が主人公だ
物語に叩かれて
痛んだ心の分だけ
未熟なりに踏み出した分だけ
磨かれた『勇気』で
思い込みを打ち砕け