見出し画像

葛飾区が好き、特に空が。

 皆さんは葛飾区というと何をイメージするだろうか?? キーワードは色々とあると思う。東京の端っこ、千葉県のとなり、こち亀、寅さん、キャプテン翼などなど…。
 そして、渋谷区や港区、目黒区などのオシャレなイメージとは真逆な感じでしょう。

 そんな葛飾区へ、目黒区から越してきて8年経った。最初は秋葉原の仕事場へ通うために便宜上葛飾に居を構えたのだったが、思いの外水が合い、目黒に自分の意思で戻る気は今や毛頭もない。

 若い頃ならともかく、もはやそこまで渋谷などの流行の発信地への興味はない。こちら側の大きな街、上野には電車で20分もかからず、浅草、押上のスカイツリーにも近い。なんなら銀座や有楽町、新橋も近い。結構便利な場所だと思うのだ。

 葛飾区は越してくる前に私が思ってた以上に静かで穏やかな場所です。最初はヤンキーとかいるのかなと思っていたのですが、近所のコンビニに夜中にたむろってるわけでもなく、見かけることもありません。暴走族もいないかな。

 また、葛飾区はほぼ全域が海抜0メートル地帯であり、高層住宅などの高さのある建物も少ないため空がめちゃくちゃ広いのである。そして坂道が無い。河を渡るための橋のところだけが唯一、坂のように勾配がある場所だ。なので自転車1台あれば結構色々なところまで行くことが出来るのである。

 また、非常に公園が多いことが気に入っている。大小様々な公園がいたるところにあるのだ。金町の北側、水元には巨大な水元公園があるし、近所には小さな公園が幾つもある。

 物価も安く、住民も気取っていない、かといって物騒なわけでもない。
強いて足りないところと言えば、場所によっては多少交通の便が悪いところがあるというところだ。特に葛飾区は南北を繋ぐ鉄道が無く、公共交通だとバスしか選択の余地がない。
 私の住まいも、良く言えば三駅利用だが、ようするにどの駅までも1km以上はある。それでも歩くことが苦でなければ10分ほどで駅に着ける。そのため家賃や駐車場は都内とは思えぬ安さなのも非常に良い。

 徒歩での行動範囲だと住まいから近い亀有が大きな街で、南に自転車で20分強の小岩には、越して来てから2度ほどしか行ったことがない。亀有で十分なのである。

 土地の高さが低いので、水害の心配は払拭できないが、偶然、私のアパートの位置はハザードマップでは比較的安全のようだ。区が治水にはかなりの注意をしているらしく、近年では水害は起こってはいない。しかしながら中川と江戸川に挟まれているので油断は出来ないと思う。それでも、どこに住んでいても何かしらのリスクを背負うものだから、台風が直撃などの時が心配という程度だ。

 その他には、今まで観光地として有名な土地の近くに住んだことがなかったもので、柴又の帝釈天が近くにあるのも引っ越してきた当初はかなり新鮮なことでした。正月ともなれば参拝客でごった返すし、コロナが落ち着いた昨今は平日でも観光客が戻って来ている感じですね。

 ともかく東京23区内ですが、空が広く、緑が多く、物価は安いし住みやすい。お洒落でハイソなんて感覚には無縁ですが、総合的に見ると本当に住みやすい土地だと思ってます。繰り返しになりますが、とにかく空が広いもので、目黒にたまに帰るとなにか街が暗いなと思ってしまうのです。土地に起伏があると、坂の上に一軒家が建っていても平地から見れば5階建ての建物が建ってるのと一緒のようなものですからね…。それが葛飾の空の広さの理由なのです。

 今月末にアパートの更新があります。もちろん更新しますよ!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?