「BILLY ELLIOT」2020(2)
ウィルキンソン先生の涙
ビリーは自分らしさを大切にしてくれるウィルキンソン先生に亡くなった母親を重ねていったと思います。母親だったらきっとそうしてくれたはずだから。
先生もそんなビリーの気持ちに応えていくうちに息子のように思えてきたと思います。そうなると手放したくなくなるのが人情です。子どもの旅立ちは親にとって最大の悲しみ。先生の涙は母親の愛だったと思います。
悲しみに耐えて送り出すのが愛。
私たちはこうした母親のつらい仕事に、ただただ感謝するのみです。
(See you)